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Go To トラベル、予算の追加配分で大手宿泊予約サイトの35%引きが復活

2020年10月13日 発表

 Go To トラベル事業に参画する国内の大手宿泊予約サイトが割引条件の変更を行なったことについて、国土交通省の赤羽一嘉大臣は、各事業者が元通り35%の割引商品を継続して販売できるようにすると発表した。

 Go To トラベルでは、35%の宿泊割引と15%の地域共通クーポン、あわせて50%の支援が実施されることになっていたが、前者については各事業者に割り当てられた支援枠を早々に使い切ってしまう可能性が出てきたため、大手宿泊予約サイトでは10月9日の時点で1人1回までとしたり、3500円を上限としたりする条件変更を案内していた。

 こうした混乱を受け、赤羽大臣は「国民の皆さんにご心配、ご不便をおかけした」とした上で、「割引率の引き下げ等を実施している事業者に対し、元通り35%の割引商品を継続して販売できるよう、観光庁に必要な対策を講じるように指示をした」と語った。

 同氏は「各事業者においては、遅くとも明日の午前中までには35%の割引支援を再開する予定と報告を受けている。この間に引き下げられた割引率で予約したケースなども含め、すべての利用者が宿泊割引35%の支援を受けられるよう、万全の対応をしてまいりたいと考えている」としている。