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ソニー、Suica/楽天Edy/iDやAlexaに対応したスマートウォッチ「wena 3」発売

2020年10月1日 予約販売開始

2020年11月27日 発売

ソニーの新型スマートウォッチ「wena 3」

 ソニーは、JR東日本(東日本旅客鉄道)の交通系ICカード「Suica」のほか、「楽天Edy」「iD」「QUICPay」などの各種電子マネー、クラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」に対応したスマートウォッチ「wena 3(ウェナスリー)」を発売する。発売日は11月27日で、すでに予約を受け付けている。

 wena 3は、「便利を、自由に。Wear Freedom.」をコンセプトに、スマートウォッチとして必要な機能を最薄部6.9mmの腕時計バックル部に集約した「wena」シリーズの第3世代モデル。バックルに機能を収めているため、好みの腕時計(ヘッド部)と組み合わせて、スマートウォッチとして使用できる。

 バンド部は、用途や好みに合わせて選べるよう「メタル」「レザー」「ラバー」の3種類を展開。さらに、インダストリアルデザイナーの山中俊治氏と、カーデザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手掛けたオリジナルのヘッド部2種類のほか、コラボレーションモデル3種類も発売する。

 メタルはシルバーとプレミアムブラックの2色、レザーはブラックのみ、ラバーはブラウンとプレミアムブラックの2色展開で、価格はオープン(市場推定価格2万4000円から)。

wena 3 metal Silver
wena 3 metal Premium Black
wena 3 rubber Black
wena 3 leather Brown
wena 3 leather Premium Black
wena 3の商品展開

 Suicaの利用にはwena 3アプリでの登録が必要で、対応は11月下旬予定。AndroidスマートフォンやiPhoneとペアリングしておくことで、バックル部をかざすだけで鉄道やバスの利用、買い物ができ、wena 3のディスプレイで残高確認もできる。また、アプリを通じてSuicaの利用履歴の確認や、チャージも行なえる(Suica発行にかかるデポジットは不要)。

 Alexaには、wena 3のボタンを押して話しかけるだけで接続し、会計の計算、帰宅前にエアコンをつけておくといった機能を使える。

wena 3で利用できるSuicaの機能・サービス
「wena 3」による電子マネー使用イメージ
「wena 3」による「Alexa」使用イメージ

 大画面のタッチディスプレイが特徴で、通知やスケジュール、天気予報の確認を簡単なスワイプ操作のみで行なえる。歩数や心拍数、消費カロリーに加え、最大酸素摂取量(VO2 Max)や4段階の眠りの深さ、ストレスレベルやエネルギー残量(Body Energy)もチェックできる。

 さらに、スマートロック「Qrio Lock(キュリオロック)」の解施錠と、紛失防止機能「MAMORIO Inside(マモリオインサイド)」にも対応している。

「wena 3」リリースムービー
インダストリアルデザイナーの山中俊治氏が手がけた「wena head designed by Shunji Yamanaka」
カーデザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロ氏が手がけた「wena head designed by Giugiaro Architettura」
wena 3 -PROMASTER Edition-
wena 3 -BRIGHTZ Edition-
wena 3 -SEIKO Mechanical Edition-