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日観振、新型コロナ対策に取り組む東京都内の旅行関連施設を紹介。Go To トラベル東京解禁や地域共通クーポン発行を控え

2020年9月30日 発表

日観振はGo Toトラベル東京解禁などを受けて、都内施設の新型コロナ対策を紹介。画像はJR東日本の事例

 日観振(日本観光振興協会)は、東京都を発着地とするGo To トラベルキャンペーンが10月1日から解禁されるとともに、地域共通クーポンの発行が開始されることから、東京都内の宿泊施設、交通機関、観光施設などにおける、旅の安全・安心の確保に取り組む企業を紹介している。

 8月に開設した旅の安全・安心の確保に向けた取り組み事例を紹介する特設サイトのなかからピックアップしたもの。

 都内に10軒のホテルを展開するプリンスホテルの例では、新たな衛生/消毒基準「Prince Safety Commitment」を策定。客室のドアに清掃と消毒が行なわれたあとに入室者がいないことを明示する「Safetyシール」を貼付するなどの取り組みを紹介している。

 JR東日本(東日本旅客鉄道)では、「鉄軌道事業における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン等」に基づいた取り組みを実施。清掃、除菌、換気など車内での対策のほか、JR東日本アプリでの混雑状況の提供、座席間隔を空けての販売などを紹介。

 屋形船やクルーザを運航する船清では、東京都による「感染防止徹底宣言ステッカー(レインボーステッカー)」を取得。従業員の検温や消毒、マスク着用のほか、船内の除菌や飛沫感染を防ぐための取り組み、ソーシャルディスタンスに配慮した座席配置や1名ずつの個別料理提供などの対策を実施している。

 このほか同サイトでは現在、38団体による40事例の取り組みを紹介している。

プリンスホテルは衛生/消毒基準「Prince Safety Commitment」を策定
船清では船内外で除菌を徹底