ニュース

AIR DO、「HOKKAIDO LOVE!」ロゴを付けて運航開始。草野社長「北海道の元気のために貢献したい」

今月中に保有全機へ

2020年9月4日 実施

「HOKKAIDO LVOE!」のロゴは搭乗客が乗り降りする機体前方左側ドアに貼ってある

 AIR DOと北海道エアポートは9月4日、「HOKKAIDO LOVE!」のロゴマークを掲出して運航をしていることを明かにした。

「HOKKAIDO LOVE!」プロジェクトは、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けた北海道各地の観光産業の支援、観光需要の回復を目的にした取り組み。北海道エアポートが中心となり、北海道庁、北海道観光振興機構が北海道の魅力をSNSでシェアして、世界中の北海道ファンと交流しようというプロジェクトで、今回AIR DOが「HOKKAIDO LOVE!」のロゴマークを機体に貼り付け、その活動に賛同したという形だ。

「HOKKAIDO LOVE!」ロゴマークは、幅37×高さ18cmで、搭乗時に目につきやすい機体前方左側ドアに貼っている。8月29日から順次各機体に貼り付けて運航しており、現在同社が所有するボーイング 767型機6機に貼り付けが済んでいる。

 今後、残るボーイング 737-700型機8機にも貼り付けて、9月中に所有する全14機に掲出する予定で、ロゴマークを付けての運航は2021年3月31日までの予定となっている。

北海道エアポート株式会社 代表取締役社長 蒲生猛氏
株式会社AIRDO 代表取締役社長 草野晋氏

 同日、11時からボーイング 787-300ER(登録記号:JA613A)の機内で開いたお披露目会見で、北海道エアポート 代表取締役社長の蒲生猛氏は、ロゴを掲出したAIR DOに対して感謝を述べるとともに、ロゴを見て「北海道に行ってみたい、もう一度北海道に行きたいなというふうに思っていただけたら、こんなにうれしいことはない」「これからAIR DOさんと『HOKKAIDO LOVE!』をどんどん認知させていきたい」とコメント。

 また、AIRDO 代表取締役社長の草野晋氏は、同社が7月に実施した「北海道応援メッセージの募集」と「HOKKAIDO LOVE!」プロジェクトについて、「思い出をシェアする」という趣旨に共鳴するものがあると述べ、「厳しい時期だからこそ、AIR DOは北海道の翼として、今できる北海道への貢献を一つ一つ形にしていきたい」とコメントした。

 なお、7月からは機内で「HOKKAIDO LOVE!」のプロジェクトコンセプトムービーを上映して運航している。

「HOKKAIDO LOVE!」プロジェクトコンセプトムービー