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NEXCO東日本、ドラ割への「Go To トラベル」割引適用は“9月ごろ”
現在販売中の商品は対象外。定例会見より
2020年7月30日 18:19
- 2020年7月29日 会見
NEXCO東日本(東日本高速道路)は7月29日、2020年度2回目の定例会見を東京・霞が関の本社で開いた。
会見のなかで、「Go To トラベル(キャンペーン)」事業について質問があり、代表取締役社長 小畠徹氏らが回答した。
NEXCO東日本はGo To トラベル事業の参加事業者登録の承認を受けており、「旅行業者一覧」にも名を連ねているが、ETC周遊割引「ドラ割」のWebサイトでは「現在販売している商品は、観光庁で実施する『Go To トラベルキャンペーン』の対象外」と明示している。
これに対して、「第1四半期の料金収入は対前年度比7割という状況であり、新たな割引施策を実施するのは厳しい状況である。しかし、厳しい環境下に置かれている各地の観光振興のために協力をしたいと考えており、9月ごろの販売を目指して準備を進めている」と回答した。
また、ドラ割で首都圏が含まれる「ツーリングプラン」「ググっとぐんまフリーパス」の申込受付を停止していることについては、「当社のドラ割については、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一部販売中止や見合わせをしている。現在、一部の商品の販売や受付を再開などをしたところではあるが、感染状況などを踏まえ、首都圏を含むコースについては販売を見合わせている。今後の新型コロナの感染状況を注視しつつ、引き続き検討していきたい。
当社は地域と地域をつなぎ、地域の振興を促進させることを経営理念に掲げているが、現在、すべての地域の方が、首都圏からの旅行などに対して歓迎しているわけではないと考えている。ドラ割のようなプランは、地域の方々のコンセンサスを得たうえで実施すべきものと考えている。早期に新型コロナが抑え込まれ、企画割引など、全面的な観光振興策を行なえるような環境になることを願っている」と答えた。