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防衛省・自衛隊のオークション、最高額は「航空自衛隊パイロット関連用品セット」の66万円。総額「581万8000円」に「望外の金額」と河野大臣
2020年7月27日 12:17
- 2020年7月26日 開催/会見
防衛省・自衛隊は、7月26日に東京・市ヶ谷で開催した「せり売り」(自衛隊の不要物品オークション)の結果が合計「581万8000円」になったと発表した。
練習艦「やまゆき」の操舵輪、空自パイロットのヘルメット、輸送機の操縦桿、ラダーペダルなど21件を出品。一般から参加者を募り、当選者が26日に防衛省内でのオークションに参加した。
オークション出品物には、真正であることを証明する大臣署名入りの証明書を添付。「航空自衛隊パイロット関連用品セット(ヘルメット、酸素マスク等)」で66万円の最高額が付くなど600万円近い金額が集まり、河野太郎防衛大臣も会見で「望外の金額」と評価した。
河野太郎防衛大臣臨時記者会見(2020年7月26日16時48分~53分)
「第1回目の『不用物品のせり売り』を行ないました。当初、590名の方から応募をいただきまして、そのなかから、会場のキャパを考えて450人、抽選で選ばせていただきましたが、コロナウイルスの関連で都外の方には自粛をお願いし、最終的に176人、参加をしていただきました。
売上げ総額が581万8000円ということで、望外の金額になりまして、本当に多くの皆さまから、この自衛隊という組織が愛着を持っていただいているということを、あらためて感じられる機会になりました。
本当に、今日御参加をいただいた方から、大変よい値段を付けていただいたものですから、F-35を1機と、こう言っておりましたが、少し自衛隊の隊員の生活環境、勤務環境の改善等にしっかりと役立てるようなことを、財務省と相談できればいいなというふうに思っております。
非常に『せり売り』そのものはうまくいったと思いますので、やり方その他考えながら、防衛省として、どのように売り上げを上げていくか、財務省と御相談をしていきたいと思います」