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国交省、「水質が最も良好な河川」16河川を発表

2020年7月1日 発表

水質が最も良好な河川

 国土交通省は、全国の一級河川の水質現況をとりまとめ、「水質が最も良好な河川」として16河川を発表した。

 同省では、毎年7月の河川愛護月間にあわせて水質調査結果を公表しており、後志利別川(北海道)、荒川(福島県)、鮭川(山形県)、黒部川(富山県)、常願寺川(富山県)、宮川(三重県)、熊野川(和歌山県)、小鴨川(鳥取県)、高津川(島根県)、四万十川(高知県)、仁淀川(高知県)、厳木川(佐賀県)、川辺川(熊本県)、本庄川(宮崎県)、小丸川(宮崎県)、五ヶ瀬川(宮崎県)が「水質が最も良好な河川」に選ばれた。

「水質が最も良好な河川」は、BOD(生物化学的酸素要求量)の年平均値の平均およびBOD75%値の平均がともに0.5mg/lである河川を指す。BODまたはCOD(化学的酸素要求量)の環境基準を満たした調査地点の割合は89%で、河川では95%が環境基準を満たしている。