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イーアス沖縄豊崎に行ってみた。水族館にテーマパーク、日常使いにも。空港から路線バス運行
2020年6月22日 14:13
- 2020年6月19日 開業
大和情報サービスは、沖縄県豊見城市に大型商業施設「イーアス沖縄豊崎」(沖縄県豊見城市豊崎3-35)を開業した。
空港からクルマで20~30分のアクセスのよさに加え、「DMMかりゆし水族館」、屋内型ミニチュア・パーク「SMALL WORLDS OKINAWA」(2022年3月開業予定)など注目のアミューズメント施設が入居している。さらにイーアスの裏手には県内最大級の「美らSUNビーチ」が立地しており、すぐにマリンスポーツを楽しむことも可能。沖縄県内の大型ショッピングセンターと差別化を計っている。
トキ・エモ・モノ・コトの「4つの消費」が楽しめる
イーアス沖縄豊崎は沖縄県豊見城市豊崎にオープンした大型商業施設。豊崎エリアには、同じ大和情報サービスが運営する、県内初のアウトレットモール「沖縄アウトレットモール・あしびなー」も存在する。共通のポイントカードや無料のシャトルバスが行き来するなど、周遊しやすい環境を整えている。
施設名の「イーアス」は、「知性=intelligence」「独自性=identity」「快適性=amenity」の3つのコンセプトが「共存=symbiosis」するという意味を込めており、グループ会社の大和ハウス工業が「iiasつくば」などのイーアスブランド施設を運営している。
イーアス沖縄豊崎は当初、4月23日の開業を予定していたが、新型コロナウイルス感染防止を理由に、6月19日へ開業が延期された。
支配人の大城英隆氏によると、延期期間でテナントレジへのビニールシートの設置、足踏み式のアルコール噴霧スタンドの設置を行なったとのこと。
店舗面積は約4万7600m 2 、駐車場台数は約3000台、店舗数は126店舗となっており、沖縄県内では、イオンモール沖縄ライカム(北中城村)、サンエー浦添西海岸PARCO CITY(浦添市)に次ぐ規模の商業施設となっている。
テナントには「コジマ」「スポーツゼビオ」「H&M」「ユニクロ」「ロフト」「GU」「西松屋」などの大型店をはじめ、「首里石鹸」「APARTMENT OKINAWA SEASIDE」などの地元新進気鋭ブランドも入居しており、「大手・ベンチャー」「全国ブランド・地元ブランド」がほどよくミックスされているように感じた。
イーアス沖縄豊崎は、水族館などでの「トキ消費」、マリンブルー海を見渡せるロケーションでの「エモ消費」、便利でお得なテナントによる「モノ消費」、マリンスポーツやゴルフショップのグッズによって沖縄ライフを楽しめる「コト消費」、この4つのポイントを売りにしている。
7月19日4階ワンフロアを使ったテーマパークが開業
1階から3階まではテナントが入居しているが、4階はワンフロアでテーマパーク「STEM RESORT」が7月19日にオープンを控えている。
STEM RESORTは「遊びが生まれる」をテーマに、インスタ映えするかわいいものをひつあすら集めたミュージアムや、50種類以上の「恐竜」が出現するコーナーも設ける。また、最大収容700人のバーベキューエリア、夏場限定で大型プール、DJ・ライブイベントにも対応したスペースも設置予定。
ちなみに、沖縄の定番観光地「美ら海水族館」は、那覇市から見るとかなり北の本部町に位置する。訪れる場合は1日がかりになるだろう。一方で、イーアス沖縄豊崎とDMMかりゆし水族館は空港から20~30分の距離。店舗と空港の間では路線バスも運行している(那覇バス95番 空港あしびなー線、有料)。例えば「出張で来たけど少しだけ時間ができたので、沖縄っぽいところを満喫したい」となると、イーアス沖縄豊崎は魅力的な選択肢になるはずだ。