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JR東日本が無料配布しているエコバッグに、いろいろ詰めてみた
シウマイ弁当は水平に収まらず
2020年6月16日 16:15
- 2020年6月16日から順次配布
JR東日本(東日本旅客鉄道)グループは、駅ビル・エキナカなどの対象店舗で買い物をした人に、エコバッグをプレゼントするキャンペーンを6月16日から開始した。
記者もJR品川駅のエキナカにある「おにぎり処 こんがりや」でおにぎりを購入した際に入手したので、大きさなどを確認してみた。
JR東日本 なくそうプラごみ エコバッグプレゼントキャンペーン
開始日: 2020年6月16日から順次実施
配布個数: 50万個予定
配布条件: 店舗ごとに設定した一定金額の購入(NewDaysは500円以上)
配布箇所: JR東日本グループ 21社のNewDays、駅弁屋祭、紀ノ國屋などの一部店舗
カラー: キャラメル、カーキ(配布箇所によりカラーは異なる)
素材: 再生ポリエステル
サイズ: 310×70×330mm(幅×奥行き×高さ)
※配布日時・条件は店舗により異なる
7月1日からのプラスチックレジ袋の有料義務化に合わせて、レジ袋削減への理解促進を目的にしたプレゼントキャンペーンで、エコバッグはJR東日本、スノーピーク、日本環境設計の3社が共同企画・制作。素材にはペットボトルから再生した生地を使用している。
エコバッグをもらえるのは駅ビル・エキナカにある一部の対象店舗であり、配布時刻は開店と同時もあれば、そうではない店舗もある。対象店舗で「一定金額の購入」をするともらえるのだが、JR東日本リテールネットのNewDaysでは「500円以上」という条件になっている。記者が購入したおにぎり店では「200円以上」で、配布開始も開店時ではなくお昼少し前の11時台だった。対象店舗ではレジ付近にキャンペーンの小さめ(A4サイズ)のポスターが掲示してあるので目印になる。ちなみにNewDaysでは対象店舗をWebサイトで公開しており、次回の配布は6月23日からを予定している。
エコバッグのサイズは、折りたたみ時は約11×6cm、バッグとしては幅が31cmで高さが33cm、マチは7cm。事前情報ではサイズが不明だったので、「お弁当を入れる袋にいいかも」という期待を持ち、品川駅で「シウマイ弁当」も買ってきたのだが、水平では入らなかった。2個買ってきたのだが、1個も入らなかった。縦なら入るが、それでは中身が大惨事になってしまう。一部のスリムな弁当箱を除いて、お弁当を入れる袋には向いていない。
500mLのペットボトルなら4本、2Lのペットボトルなら2本入る。スーパーで買ってきた3パックの納豆なら2つ並列で入れることができた。試しにいろいろ入れてみようとチャレンジしたところ、大根1本、豆腐1パック、ミニトマト1パック、3パック納豆2つ、缶詰3個を入れることができた。スリムな形状のものは入れやすいが、キャベツ丸々1個や、カットスイカなど幅のあるものは難しそう。
ファミリーで週末にがっつり買い物といった用途には向かないが、たたむととてもコンパクトなので、仕事カバンにしのばせておけば、コンビニなどでのちょっとした買い物にはとても役だってくれそうだ。