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アパホテル、全ホテルに特別衛生検査官を配置。社内で衛生検査組織発足
2020年5月14日 12:19
- 2020年5月14日 発表
アパホテルは、新型コロナウイルス感染拡大を防止し安心・安全な滞在を提供するため「接触感染、飛沫感染対策を強化した衛生基準」を策定し、社内に衛生検査組織を発足。ホテルごとに特別衛生検査官を配置することを発表した。清掃の強化やITの導入などを進めていくという。
従業員出勤時のうがい・手洗い、薬剤を使用した消毒、マスクの装着など基本的な対策を徹底し、ホテル入り口やフロントカウンター、レストラン入り口に消毒液を設置する。フロントカウンターには飛沫飛散防止用衝立を設置し、共用部、客室内ともに複数の人が手を触れる場所の除菌の頻度を上げる。
これに加え、公式アプリ「アパアプリ」上での事前チェックインの促進と自動チェックイン機の導入により、スピーディーなチェックインを実現。チェックアウト時は、ルームカードキーを投函するとリアルタイムでチェックアウト処理が自動で行なわれるエクスプレスチェックアウトポストを使用する。追加精算がない場合、チェックアウト時のフロント立ち寄りは不要となる。
また一部ホテルと今後の開業ホテルで、空気中の花粉やカビ菌などのウイルスを無効化し、室内を脱臭する「ナノイーX搭載エアコン」を導入する。
新型コロナウイルス感染拡大以降、8ホテルで無症状者・軽症者の受け入れを行なっているほか、テレワーク利用を想定した「テレワーク応援 日帰りプラン」「テレワーク応援5日連続プラン」を提供している。また5月10日~6月30日の期間は、「コロナに負けるな キャンペーン」を実施。シングル1室1泊2500円のプランを用意している。