ニュース

山梨県、甲州市の国道411号 上萩原III期バイパスの一部区間を5月15日10時30分開通

2020年5月11日 発表

2020年5月15日10時30分 開通

山梨県は甲州市内の国道411号 上萩原III期バイパスの一部区間を5月15日に開通する

 山梨県は5月11日、国道411号 上萩原III期バイパスの一部を、5月15日10時30分に供用開始することを発表した。開通するのは甲州市塩山上萩原地内の延長470mで、金運橋(延長168m)を含む区間。

 国道411号の甲州市上萩原地区の区間は、幹線道路としての機能のほか、観光での利用、国道20号の代替道路としての機能などがある一方で、道路が狭隘で線形もわるく、法面崩落などの防災危険箇所が集中する交通の難所となっていた。これを改良するため、甲州市街地側より1988年から順次バイパスの整備事業を実施。2010年からはIII期バイパス事業に着手し、車道幅員5.5mの外側に各0.75mの路肩を追加し、道路線形を変更する道路改良を行なっている。

 5月15日に開通するのは2013年から実施している2工区(全体延長1.2km)のうち470m。2019年11月11日に柳沢第一トンネルを含む約395mが開通しており、約865mが開通。これにより、未整備区間は奥多摩/丹波山村寄りの335mを残すのみとなる。

位置図とこれまでの整備状況
5月15日の開通区間
開通区間の整備前後