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JR北海道、花咲線でご当地弁当や沿線の絶景を「あじわう」取り組み
2020年4月7日 14:43
- 2020年4月~ 実施
JR北海道(北海道旅客鉄道)釧路支社は、2020年度の「花咲線」の取り組みを発表した。花咲線は根室本線のうち、釧路~根室間135.4kmに付けられた愛称。
同社は花咲線利用促進の取り組みを2018年6月から実施しているが、4月から「いつもの列車で観光気分 花咲線のあじわい方」として、ご当地弁当や沿線の絶景など花咲線の魅力を「あじわう」取り組みを強化する。
ご当地弁当を列車内で「あじわう」
根室駅、東根室駅、厚岸駅に加え、落石駅、茶内駅でご当地弁当の出張販売を行なう。
落石駅「たこ飯弁当」
落石地区の歯ごたえのよいヤナギダコを使用し、落石漁協女性部が手作りで柔らかく炊き込んだ「たこ飯」
価格: 1000円
対象列車: 釧路駅行き落石駅発(11時24分、13時54分)、根室駅行き落石駅発(10時28分、13時4分)
ゆっくり走る列車で絶景を「あじわう」
一部区間で約30kmに減速運転する。対象列車は、釧路駅8時18分発の根室駅行きと根室駅8時24分発の釧路駅行き。
門静駅~厚岸駅間の厚岸湾の大パノラマや、厚岸駅~糸魚沢駅間のラムサール条約登録湿地である別寒辺牛湿原、別当賀駅~落石駅間の落石海岸をゆっくりと楽しめる。
音声ガイドで見どころを聴いて「あじわう」
スマートフォンやタブレットで無料アプリ「SkyDesk Media Trek」を使用することで、GPSで位置を認識し、自動的に見どころの概要を音声で案内する。2020年度からガイド内容を一部刷新し、合計14地点で利用可能となった。