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観光庁、全国通訳案内士が着用するバッジデザインを決定
2020年3月19日 16:08
- 2020年3月19日 発表
観光庁は3月19日、全国通訳案内士が着用するバッジのデザインを決定したことを発表した。
通訳案内士法に基づく全国通訳案内士は、高度な外国語能力、ホスピタリティなど訪日外国人旅行者への対応能力や、全国の歴史や地理、文化などの観光に関する質の高い知識を有する者として、国家試験に合格して、都道府県の登録を受けて名乗ることができる資格。
2017年に公布された改正通訳案内士法で、名称独占資格とするとともに、緊急時対応の通訳案内の実務に関する筆記試験科目の追加や、5年ごとの研修を義務化するなど、より高度なスキルが求められる国家資格となった。2019年4月時点で2万5239名が登録しているという。
観光庁では、全国通訳案内士の認知度向上や魅力発信を図るために、有資格者が着用するバッジを導入することとし、そのデザインを決定した。今後、多くの全国通訳案内士がバッジを着用するよう周知していく。