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フィンエアー、4月~6月に旅客輸送量を90%削減

成田・羽田線は当局から追加の渡航制限が出ない限り運航継続

2020年3月16日 発表

フィンエアー

 フィンエアーは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い4月1日~6月末にかけて大幅な運航スケジュールの変更を実施すると発表した。

 同社では、4月からの旅客輸送量を約90%削減。フィンランドにとって必要不可欠な旅客と貨物ネットワークの約20路線のみを継続して運航するとしている。3月16日~31日にも1500~2000便の運航をキャンセルする。

 日本路線については、各当局から追加の渡航制限が設定されないことを条件に、4月1日以降も成田~ヘルシンキ線、羽田~ヘルシンキ線の運航を継続する。ただし、詳細な運航スケジュールは決まっていない。セントレア、関空、福岡、新千歳の各路線は運休となる。

 このほか、ヨーロッパ路線では、アムステルダム、ベルリン、ブリュッセル、フランクフルト、ロンドン、ミュンヘン、パリ、ストックホルム、チューリッヒ、国内線では、クオピオ、マリエハムン、オウル、ロヴァニエミが運航継続路線とされており、それ以外の路線は運休となる。