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JR東日本、水郡線の全線復旧は2021年夏ごろ

西金駅~袋田駅間は2020年7月上旬に運行再開

2020年2月14日 発表

第6久慈川橋梁

 JR東日本(東日本旅客鉄道)水戸支社は、2019年10月の台風で被災し、運行を見合わせている水郡線の西金駅~常陸大子駅間について、全線復旧は2021年夏ごろになるという見通しを発表した。

 同区間では、袋田駅~常陸大子駅間にある第6久慈川橋梁が流されるなどしたため、運行できない状況となった。今回の発表によると、同橋梁については、同規模の河川増水が発生しても被災しないように、河川内の橋脚を1本にするほか、トラス桁2連構造となるが、この工事には1年半ほどを要する見込み。このため、全線での復旧は2021年夏ごろとなる。

 西金駅~袋田駅間については、2020年7月上旬に運行を再開できる見通しで、具体的な再開時期やダイヤについては決まり次第案内される。