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本町山中有料道路で「ワンストップ型ETC」の社会実験

2020年2月14日 発表

「ワンストップ型ETC」が設置される本町山中有料道路の料金所

 神奈川県道路公社、首都高速道路、アマノ、日立製作所、首都高ETCメンテナンス、三井住友トラストクラブは、本町山中有料道路で「ワンストップ型ETC」の社会実験を実施する。実施期間は3月23日10時~5月21日15時で、2月14日から先着50名のモニター募集を開始した。

 ワンストップ型ETCは、ETCカードの情報を用いてキャッシュレス決済を可能にするシステム。高速道路で使用される通常のETCと異なり、料金所での一旦停止が必要となるが、初期費用や維持管理費用が抑えられることから、ETCの利用拡大につながると期待されている。

 今回の社会実験では、本町山中有料道路料金所の上下1レーンずつをワンストップ型ETCに対応させ、料金所の通過時間を計測したり、モニターアンケートなどで導入効果を検証する。

 実験開始に先立ち2月14日~3月22日にかけて先着50名のモニターを募集。ダイナースクラブカードのETCカードを所持していることが参加条件となる。通行料金は都度発生するが、実験後のアンケートに協力することで、通行回数に応じてQUOカードPayの残高(4回以上で1万円分、2回または3回で5000円分)がプレゼントされる。

ETC読み取りイメージ