マカオLRT タイパ線が12月10日開業。年内無料。空港やフェリーターミナル、コタイ地区に停車

マカオLRTが12月10日にタイパ、コタイを巡るLRTを開業

　マカオLRT（Macau Light Rapid Transit）は、かねてより整備を進めてきたLRT（軌道系交通システム）を12月10日に開業する。日本の三菱重工業が受注ししたもので、ゴムタイヤ式の車両を用いる。

　今回開業したのは、タイパ地区、コタイ地区で運行するタイパ線で、タイパ西岸～コタイ地区～マカオ国際空港～フェリーターミナルを結ぶ約9.3kmの路線。11駅を設置する。最終的に旧市街地区を経由して中国・珠海まで約20kmの路線となることが計画されている。

マカオLRT タイパ線の11駅

・海洋（Ocean Station）
・馬會（Jockey Club Station）
・運動場（Stadium Station）
・排角（Pai Kok Station）
・路氹西（Cotai West Station）
・蓮花口岸（Lotus Checkpoint Station）
・東亞運（East Asian Games Station）
・路氹東（Cotai East Station）
・科大（MUST Station）
・機場（Airport Station）
・氹仔碼頭（Taipa Ferry Station）

　最初の列車はフェリーターミナルを12月10日15時33分に出発する便。運行時間は月～木曜は6時30分～23時15分、金～日曜・祝日は6時30分～23時59分で、5～10分間隔で運行する。

　なお、運行初日から年内の12月31日までは無料で乗車できる。

路線図