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KDDI、岐阜県下呂市で観光誘客の実証実験

2019年11月21日 発表

デジタルサイネージの利用イメージ

 岐阜県下呂市、KDDI、216WORKS、ユーフォニックは11月21日、下呂市北部の小坂地域でデジタルサイネージや複数の宿泊予約サイトを一元管理できるサイトコントローラーを活用した観光誘客の実証実験を開始した。実施期間は2020年3月31日まで。

 小坂地域は、落差5m以上の滝が200以上ある日本一滝の多い町だが、近隣の観光地と比べると観光客数が伸び悩んでいる。また、同地域の宿泊施設の多くがWebサイトの多言語案内や海外からのネット予約に非対応で、外国人からの予約を受け付けにくいことが課題となっている。

 こうした課題に対し、4者は、外国語に対応したデジタルサイネージの設置やドローンによる空撮映像などを活用したPR動画の制作、複数の宿泊予約サイトを一元管理できるサイトコントローラーの活用などを実施し、インバウンド対応を進める。

 デジタルサイネージは「KDDI Touchサイネージ」を使用し、道の駅南飛騨小坂はなもも(ビジターセンター)に導入される。一部の宿泊施設では、タブレットで同様のコンテンツを利用できるようにする。