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JR西日本、世界初方式のホームドアを試作。2023年春開業の「うめきた(大阪)地下駅」に設置

2019年11月20日 発表

JR西日本は「うめきた(大阪)地下駅」ホームドアの1次試作機の完成を発表した

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は、2023年春の開業を予定している「うめきた(大阪)地下駅」(仮称)について、設置予定のホームドアの1次試作機の完成を発表した。

 同駅では2031年開業予定のなにわ筋線まで見据えた際、入線する車種が多様なため、昇降式のホーム柵や各社が開発中の新型でもドア位置の対応が難しく、開口位置の自由度が高いホームドアが求められている。

 1次試作を終えたホームドアは、車種・編成を問わず開口位置を構成できる「フルスクリーン」タイプで、1枚の親扉の裏側に2枚の子扉を格納したユニットをホーム上部から吊り下げ、親扉自体も左右に移動することで開口部の自由度を高めている。この方式は世界初とのこと。

サイネージを内蔵する親扉自体が左右に移動して、ガラス戸の子扉を左右に展開する仕様