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東京ディズニーランドで「ディズニー・ハロウィーン」開催中。「スプーキー“Boo!”パレード」をチェック!

2019年9月10日~10月31日 開催

東京ディズニーランドでは、パレードルートにて「スプーキー“Boo!”パレード」を実施

 オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートにて9月10日から10月31日にわたり「ディズニー・ハロウィーン」を開催中。東京ディズニーランドでは、2018年に引き続き「ゴースト流の東京ディズニーランド」がテーマ。パーク内には東京ディズニーランドらしい楽しげなゴーストたちの姿があちこちに。この世のものとは思えないほどゾクゾク&ワクワクな世界が広がっている。

 1日2回パレードルートでは、ゴーストたちの手により奇妙で魅力的に変身した「ゴースト流の東京ディズニーランド」へディズニーの仲間たちを招待する「スプーキー“Boo!”パレード」を行なっている。パレードのフロートは、スケルトンらが運行するウエスタンリバー鉄道やかぼちゃに乗り移ったゴーストの小動物たちが暮らすクリッターカントリーなどパークのアトラクションやテーマランドにインスパイア。しかも不気味で楽しいゴースト流となっているのだ。

 パレードの先頭は「スケルトンが運行するウエスタンリバー鉄道をイメージしたフロート」。聞き覚えのある「All Aboard!」と最終案内が流れ、ゴーストになるための列車の旅へまもなく出発するよう。マックスがコウモリコスチューム姿で凛々しくパレードを率いており、車内には、スケルトンコスチュームのヒューイ、デューイ、ルーイ。クララベルカウといつもとは少し様子の違うホーレス・ホースカラーも。ぜひキャラクターたちの動きや言葉に注目してほしい。何か秘密が隠されているかも!?

機関室の上からマックスがごあいさつ。「ウエスタンリバー鉄道」がゴースト鉄道になっている
イラズラ好きのヒューイ、デューイ、ルーイは後ろを向くとスケルトンになれるコスチューム

 続いては、「巨大なヘビや奇怪な鳥たちの集うアドベンチャーランドをイメージしたフロート」。ジャングルを探検するようなコスチューム姿のゴーストたちと現われたのは、パイレーツコスチューム姿のグーフィー。大きなヘビが占領しているジャングルクルーズ風のボートに乗り込み恐ろしげな探検へと出発する様子。プルートもスペシャルな鑑札とパイレーツなターバンで決まっている。

グーフィーは、アドベンチャーランドをイメージしたフロートで探検へ出発
プルートはたくさんの骨入り宝箱に夢中

 そしてミッキーマウスは東京ディズニーランドのシンボルであるシンデレラ城がデコレーションされたフロートともにパレードルートへ登場。しかしよく見るといつもとはまったく違う雰囲気。それもそのはず「お墓だらけのシンデレラ城をイメージしたフロート」で、周囲には墓石がたっぷりなのだ。パークのエントランスを彷彿させるアーチもしっかりデコレーションされ、おどろおどろしい雰囲気。さらにサウンドをよく聞くと聞き慣れた懐かしのメロディーが流れているなど細部まで驚きがいっぱい。

 なお、パレードも半ばにさしかかったところで、ゴーストの呼びかけによりミッキーマウスたちがなんとゴーストの仲間入り。衣装も一気にゴースト化し、骨やキュートなハートがちらりと見える仕様となる。2019年は変身後のミッキーマウスとミニーマウスのコスチュームがさらに鮮やかになっているので、ぜひ注目したいところ。

ミッキーマウスは「お墓だらけのシンデレラ城をイメージしたフロート」とともに登場
ブルーを基調としたコスチュームで、この世のものとは思えないゴーストの世界へ

 ミニーマウスはロマンティックに「黒い木馬やかぼちゃのティーカップが回るファンタジーランドをイメージしたフロート」。カルーセルにはコウモリの装飾が施され、ゴーストが楽しそうにくるくると木馬やティーカップに乗り回る姿が。クラリスも後方で優雅にあいさつしている。

ファンタジーランドをイメージしたフロートのミニーマウスはゴーストに操られているようだった
可憐な雰囲気のワンピース姿のミニーマウス。胸元の月夜のリボンもキュート
歌姫のクラリスも美声を披露しながらゲストにごあいさつ

 ドナルドダックとデイジーダックは「奇妙なクマたちが船上でコンサートを行なうカントリーベア・シアターと蒸気船マークトウェイン号をイメージしたフロート」でパレードルートへ。ダークカラーと蜘蛛の巣デコレーションがポイントとなっており、テディ・バラやザ・サンボネッツ風のジャック・オ・ランタンなクマたちが陽気なカントリーミュージックを奏でている。

ドナルドダックの乗るフロートは「カントリーベア・シアター」と「蒸気船マークトウェイン号」をイメージ
デイジーダックも艶やかなコスチュームでゲストにスマイル
ポイントは「カントリーベア・シアター」の奇妙なクマたち

 パレードのラストは「かぼちゃに乗り移ったゴーストの小動物たちが暮らすクリッターカントリーをイメージしたフロート」。チップとデールがゴースト流にデコレーションされた「スプラッシュ・マウンテン」とともにやってくる。山肌も落ち葉が積まれ、かぼちゃもたっぷりデコレーションと秋の訪れを感じる装いとなっている。

チップとデールはおなじみの山がそびえるクリッターカントリーをイメージしたフロートで登場
ゴーストの仲間になるとコスチュームが変化。骨が見えるような恐かわデザインとなる
パレードが停止し、参加部分がスタートするとゴーストたちが音もなくやってくる

 パレードは、新たなゴーストダンサーが加わりさらに恐ろしくも楽しいパレードに仕上がっている。ゲストの参加シーンも多数あり、見て、その場で参加してと楽しい約40分間となっている。出演者数は約100名。フロート台数は6台と見応えもたっぷりだ。

パークのあちこちにハロウィーンならではのデコレーションが登場中

「ディズニー・ハロウィーン」期間中、東京ディズニーランドではハロウィーン気分満載のデコレーションがあちらこちらに。ワールドバザールの入口には、ゴーストの仲間入りを果たしハロウィーンを楽しむディズニーの仲間たちの特大バナーを設置。ウェルカムサインもかぼちゃとスペシャルイベントロゴが光っている。

スペシャルイベントのロゴとディズニーのキャラクターたちのバナーをデコレーション

 2019年は、シンデレラ城前プラザにゴーストの仲間となったミッキーマウスたちのデコレーションが初登場。360度どこからでも撮影ができるため、お気に入りのキャラクターをバックに記念撮影ができるのだ。また、周辺のバナーもフォトロケーションと同じポーズのキャラクターが描かれているので合わせて巡ってみるとおもしろい。

ゴーストの仲間入りしたミッキーマウスたちと一緒に撮影できるフォトロケーションが新たに登場
周辺では「ディズニースナップフォト」(1セットあたり1540円)を利用し記念撮影も可能
360度どこからでも撮影が可能。まずはぐるりと回ってみよう
全景を把握したあとはお気に入りのキャラクターと一緒に撮影を
フォトロケーションと同じデザインのバナーもパレードルートに掲げられている
クールなデザインとなっているので、写真におさめておきたい

 もちろんシンデレラ城周辺は、パレードのミッキーマウスのフロートのままにお墓だらけ。持ち主である個性豊かなゴーストたちに会うことができる。自分の墓石に寄っ掛かりながら優雅に本を読んだり、お城をバックに記念撮影。チェスをプレイしながらパーク滞在を楽しむゴーストたちの姿をこの目で見ることができる。お墓に刻まれている言葉もぜひチェックしてみよう。

静かに読書、記念撮影など自由にパークを満喫するゴーストら
あいらしい黒猫と戯れたり、チェスやおしゃれを楽しむゴーストたち

 さらにパークの各テーマランドにもゴーストたちが出没中。ワールドバザールでは記念撮影をするカメラマンゴースト。そしてアドベンチャーランドのアトラクション「カリブの海賊」近くには宝箱とともにパイレーツゴースト。さらに「魅惑のチキルーム:スティッチプレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”」近くにはハロウィーンのハットで仮装したオウム&トゥーカンたちとアロハなゴーストを発見。アトラクションやショップ周辺にゴーストがいるので、会いに行ってみよう。

パークを訪れた記念に1枚いかが? カメラマンゴーストはワールドバザールで仕事中
宝箱を前に威勢よくポーズをとるパイレーツゴースト
オウムやトゥーカンとアロハ&ハロウィーンのミックスを楽しむゴースト

 ほかにもさまざまな場所でハロウィーンらしいデコレーションが楽しめるのがこの時期のパーク。ベンチに特大おばけかぼちゃ、そしてふと見上げたショップの屋根にゴーストが佇んでいたりと移動中もゾクゾク&ワクワク。お気に入りのゴーストとの記念撮影や、ハロウィーンならではの食べ歩きフード片手に秋晴れのパークで過ごしてみよう。

ウエスタンランドには演奏を楽しむゴーストたち
ベンチには大きく口を開けて食べられてしまうような写真が撮れるかぼちゃを発見