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HAPSモバイル、通信用無人航空機「HAWK30」の初テストフライトに成功

2019年9月13日 発表

HAWK30のイメージ

 ソフトバンク子会社のHAPSモバイルは9月11日(現地時間)、NASA(アメリカ航空宇宙局)のアームストロング飛行研究センターで、ソーラーパネルを搭載した成層圏通信プラットフォーム向け無人航空機「HAWK30(ホークサーティー)」のテストフライトに成功した。

 同社によれば、今回のテストフライトは低空で行なわれたものとなるが、2019年度中にはハワイ州ラナイ島において成層圏空域でのテストフライトを実施する計画。

 ソフトバンク 代表取締役 副社長執行役員 兼 CTOで、HAPSモバイル 代表取締役社長 兼 CEOの宮川潤一氏は、「まだ一歩目を踏み出したばかりですが、今回得られたデータや知見をもって、数カ月から半年の長期間飛行のテストや、成層圏空域におけるテストを今後進めていきます。HAPSモバイルは、情報格差のない世界を目指し、HAPSを通してモバイルインターネット革命にさらに取り組んでいきます」とコメントしている。