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日本信号、都営大江戸線のCBTC(無線式列車制御)システムを受注。運行効率や乗り心地向上

2019年9月12日 発表

日本信号は都営大江戸線のCBTC(無線式列車制御)システムを全線一括受注したことを発表した

 日本信号は9月12日、東京都交通局から都営大江戸線のCBTC(無線式列車制御システム)を受注したことを発表した。

 CBTCはCommunications Based Train Controlの略で、無線によって列車と地上設備の間でデータを通信し、列車を制御/防護するシステムのこと。一定距離で閉塞区間(1列車が占有する区間)を固定して運行を管理する方式に比べ、移動する列車の前後に閉塞を設けることができるようになり、前後の列車との距離をより接近できることによる運行効率の改善や、なめらかな減速が可能になることで乗り心地の向上が期待される。

 東京都交通局では、大江戸線の信号保安設備の更新に合わせてCBTCシステムの導入を計画しており、国内初の一社単独による導入プロジェクトとして、都営大江戸線の40.7km/38駅の区間のCBTCシステムを日本信号が受注した。日本信号は、自動運転機能を搭載したCBTC地上/車上装置、電子連動装置を納入する。

CBTC(無線式列車制御システム)のイメージ