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いよいよ開業する「The Okura Tokyo(ジ・オークラ・トーキョー)」、客室やレストランを写真で紹介

2019年9月12日15時 開業

ホテルオークラ東京は開業直前の「The Okura Tokyo(ジ・オークラ・トーキョー)」を公開した

 ホテルオークラ東京は、建て替えを進めてきた旧本館を「The Okura Tokyo(ジ・オークラ・トーキョー)」として、9月12日15時に開業する。これに先立ち、内覧会を実施した。

 The Okura Tokyoは、17階建ての中層棟「オークラ ヘリテージウイング」と41階建て高層棟「オークラ プレステージタワー」の2棟から成り、客室は計508室、5つのレストラン、3つのバー、20の宴会場で構成する。

 オークラ ヘリテージウイングは同社のホテルブランドでも最上位に位置づけており、「日本の美のエッセンス」をふんだんに盛り込んだ。標準客室面積は60m 2 。一方、オークラ プレステージタワーは「コンテンポラリーなスーパーラグジュアリーブランド」としており、標準客室面積は50m 2 。なお、プレステージタワーの8階~25階はオフィスフロアになっている。

The Okura Tokyoの「オークラ ヘリテージウイング」
The Okura Tokyoの「オークラ プレステージタワー」

写真で見るThe Okura Tokyo

 ここからは写真を中心に内覧会の模様をお伝えする。一部ショップエリアの店舗などで準備中の箇所も見受けられたが、それ以外のほとんどは12日の開業に向けて、準備万端という印象を受けた。

1階 宴会場
宴会場「平安の間」
天井から壁、絨毯まで凝った意匠が施されている
こちらは通路を挟んで向かいにある「曙の間」
1階の各所で「和」を感じられるデザインが見られる
オークラ ヘリテージウイング4階 日本料理「山里」
あえてこぢんまりした作りの日本料理「山里」入口。全114席、個室5
フロアのテーブル席は、前後の衝立が目隠しになっている
庭園を望む広々としたテーブル席
寿司のカウンター
天ぷらのカウンター
割烹のカウンター
フロアの奥に進むと個室が用意されている
靴を脱いで上がる掘りごたつの個室もある
山里の入口に置かれた屏風
オークラ ヘリテージウイング5階 フランス料理「ヌーヴェル・エポック」
5階のフランス料理「ヌーヴェル・エポック」前。こちらも入口には目隠しがある。全56席、個室1
天井までの大きな窓が開放的
木目の壁、木枠を使った日よけなどで現代的な和の雰囲気も
半個室のスペースは10人着席できる
ワインセラーは通路で眺められるようになっていた
オークラ ヘリテージウイング6階 客室「アンバサダースイート」
「アンバサダースイート」。137m2で、宿泊料金は40万円(1泊1室2名)
部屋に入ってすぐあるのはソファのリビングスペースとワークスペース
その奥にテーブル&チェアのダイニングスペース
リビングスペースの壁面にはテレビが
ネスプレッソ
アメニティとして扇子や折り紙が用意されていた
ベッドルームは1室
こちらも壁にテレビ
ベッドはツイン
枕元に読書灯やタブレットが用意してある
このスイートに限った話ではないが、ベッドサイドには読書灯の調光ダイヤルとACコンセント、USB充電ポートが設けられている
縦に帯状のライトを埋め込んだ鏡台
空調のリモコン
クローゼットにバスローブ。これでもかと大量のハンガーを用意している
バスルームは洗面台が2面
歯ブラシやカミソリ、クシなどが引き出しにまとめてある
シャンプーなどのアメニティは「バンフォード(Bamford)」
ヘアドライヤーはダイソンだった
浴室
浴槽は浅めで入りやすい作り
浴室の奥にはガラス戸の閉まるシャワーブースが
浴槽につかりながら見られるテレビ
浴室の外にあった「スチームサウナ」のボタン
バスルームのものとは別のトイレ
プライバシー状態(Don't disturb)と要清掃を示すサインはボタンで部屋の外に通知できる
ボタンを押すとドア横の表示が変わる
オークラ ヘリテージウイング7階 客室「ヘリテージルーム」
「ヘリテージルーム」。広さは53~63m2で、宿泊料金は10万円~11万円(1泊1室2名)
ベッドはツイン
ほかのヘリテージルームのベッド
部屋によって配置に違いはあるが、ベッドの近くにワークスペース、ソファとローテーブルのリビングスペースがある
ミニバーは扉で隠されていた
バスルーム。洗面台は2面
ビューバスタイプの浴室
バルコニーもしっかりスペースが取られている
オークラ プレステージタワー5階「オークラロビー」
ヘリテージウイングとプレステージタワーを結ぶ連絡通路。ヘリテージウイング側から
プレステージタワー5階「オークラロビー」
旧オークラ東京のメインロビーを踏襲したデザイン
「六角」こと大花生け鉢
特徴的なランタンは外側のプレートを再利用してLED化。梅の花芯と花弁に見立てたテーブルも
存在感のあった世界時計も変わらず設置されている
ロビーの中央にはメザニン(中二階)へ向かう階段
メザニンから見たロビー。右側に見えるスペースは「オークラサロン」
メザニンから見下ろしたオークラロビー奥のスペース。見覚えのある人なら旧メインロビーを再現していることが分かるはず
車寄せと水盤に面した「オークラサロン」
オークラ プレステージタワー5階 メインバー「オーキッドバー」
「オーキッドバー」。全79席、全面禁煙
オークラ プレステージタワー5階 オールデイダイニング「オーキッド」
オールデイダイニング「オーキッド」。全212席(うちテラス46席)、個室2
キッチンは客席から見えるライブ感のある仕様
客席の奥には大きなワインセラーが
テラス席が46ある
オーキッドに入ってすぐのスペースはテイクアウトなどに便利なデリカテッセン「シェフズガーデン」
オークラ プレステージタワー6階 中華料理「桃花林」
中華料理「桃花林」。全144席、個室8
オークラ プレステージタワー7階 宴会場
宴会場「メイプル」。ウェディングをイメージした装飾になっていたが、とにかく絢爛
グランドチャペル
オークラ プレステージタワー27階 ジム「Okura Fitness&Spa」
ジム「Okura Fitness&Spa」。写真の手前は大きな鏡のあるスペースになっている
真新しいマトリックス(MATRIX)の機器が並ぶ
バイクやトレッドミルはディスプレイ付き
ダンベル
水やおしぼりのコーナーも
オークラ プレステージタワー26階 スパ「Okura Fitness&Spa」
ジムの奥から1階降りるとスパフロア。27階で汗を流して、26階で施術を受けるという流れ。完全個室で7室10ベッド
日本初上陸のブランド、フランス「アナヤケ(ANNAYAKE)」によるスパ
2ベッドの個室に用意されていたジャグジー
奥にはシャワーブース
こちらは1ベッドの個室
オークラ プレステージタワー29階 客室「プレステージルーム」
「プレステージルーム」。広さは47~48m2で、宿泊料金は7万円(1泊1室2名)。ヘリテージウイングの客室よりも「洋」を感じさせる内装
プレステージルームは28階~36階ということもあり、ベッドからの眺望が素晴らしい
枕元にはタブレットと調光ダイヤル、ACコンセント、USB充電ポート
東京の町並みを見下ろせる眺め
バスルーム。洗面台は1面
この浴室はビューバスタイプ
アメニティはイギリスの「ミラーハリス(Miller Harris)」
シャワーはハンドタイプとレインタイプ
クローゼット
オークラ プレステージタワー37階 クラブフロア「クラブラウンジ」
37階からはクラブフロア。「クラブラウンジ」はクラブフロア利用者のためのスペース
37階まで来ると視線を遮るものもほとんどなくなってくる
飲み物や食事が用意される
オークラ プレステージタワー37階 クラブフロア「クラブスイート」
「クラブスイート」。広さは97~106m2で、宿泊料金は22万円(1泊1室2名)
ワークスペース
ミニバーと壁掛けテレビ
二重のプレーンシェードは電動で上下できる
照明とシェードのリモコン
空調のリモコン
ベッドルーム
目が覚めると東京の町並みが見える、という寝室の配置
枕元の装備
ベッドサイドに鏡台
バスルーム。洗面台は2面
トイレ
浴室はややタイトな印象
アメニティは「ミラーハリス」
クローゼットと収納スペース
オークラ プレステージタワー38階 クラブフロア「ロイヤルスイート」
「ロイヤルスイート」。広さは201m2で、宿泊料金は70万円(1泊1室2名)
角に面して開放的な眺望のリビングスペース
ダイニングスペース
ワークスペース
周辺空間にゆとりのある寝室
枕元の装備
クローゼットと収納スペース
非常に広いバスルーム
浴室はビューバスタイプ
アメニティはこちらも「ミラーハリス」
トイレ
インバウンドを意識してか、独立したビデがある
オークラ プレステージタワー41階 バーラウンジ「スターライト」
バーラウンジ「スターライト」。全89席、個室2
天気がよいと、このとおりの眺め
個室も用意している
オークラ プレステージタワー41階 鉄板焼き「さざんか」
鉄板焼き「さざんか」。全80席、個室6
オークラ プレステージタワー41階「スカイチャペル」
「スカイチャペル」
オークラ プレステージタワー41階 宴会場
スカイチャペル隣接の宴会場
The Okura Tokyo エントランス
プレステージタワーの車寄せ
水盤
エントランスの銘