ホテルオークラ東京は開業直前の「The Okura Tokyo(ジ・オークラ・トーキョー)」を公開した ホテルオークラ東京は、建て替えを進めてきた旧本館を「The Okura Tokyo(ジ・オークラ・トーキョー)」として、9月12日15時に開業する。これに先立ち、内覧会を実施した。
The Okura Tokyoは、17階建ての中層棟「オークラ ヘリテージウイング」と41階建て高層棟「オークラ プレステージタワー」の2棟から成り、客室は計508室、5つのレストラン、3つのバー、20の宴会場で構成する。
オークラ ヘリテージウイングは同社のホテルブランドでも最上位に位置づけており、「日本の美のエッセンス」をふんだんに盛り込んだ。標準客室面積は60m 2 。一方、オークラ プレステージタワーは「コンテンポラリーなスーパーラグジュアリーブランド」としており、標準客室面積は50m 2 。なお、プレステージタワーの8階~25階はオフィスフロアになっている。
The Okura Tokyoの「オークラ ヘリテージウイング」 The Okura Tokyoの「オークラ プレステージタワー」 写真で見るThe Okura Tokyo
ここからは写真を中心に内覧会の模様をお伝えする。一部ショップエリアの店舗などで準備中の箇所も見受けられたが、それ以外のほとんどは12日の開業に向けて、準備万端という印象を受けた。
オークラ ヘリテージウイング4階 日本料理「山里」
あえてこぢんまりした作りの日本料理「山里」入口。全114席、個室5 フロアのテーブル席は、前後の衝立が目隠しになっている オークラ ヘリテージウイング5階 フランス料理「ヌーヴェル・エポック」
5階のフランス料理「ヌーヴェル・エポック」前。こちらも入口には目隠しがある。全56席、個室1 木目の壁、木枠を使った日よけなどで現代的な和の雰囲気も オークラ ヘリテージウイング6階 客室「アンバサダースイート」
「アンバサダースイート」。137m2で、宿泊料金は40万円(1泊1室2名) 部屋に入ってすぐあるのはソファのリビングスペースとワークスペース このスイートに限った話ではないが、ベッドサイドには読書灯の調光ダイヤルとACコンセント、USB充電ポートが設けられている クローゼットにバスローブ。これでもかと大量のハンガーを用意している 歯ブラシやカミソリ、クシなどが引き出しにまとめてある シャンプーなどのアメニティは「バンフォード(Bamford)」 プライバシー状態(Don't disturb)と要清掃を示すサインはボタンで部屋の外に通知できる オークラ ヘリテージウイング7階 客室「ヘリテージルーム」
「ヘリテージルーム」。広さは53~63m2で、宿泊料金は10万円~11万円(1泊1室2名) 部屋によって配置に違いはあるが、ベッドの近くにワークスペース、ソファとローテーブルのリビングスペースがある オークラ プレステージタワー5階「オークラロビー」
ヘリテージウイングとプレステージタワーを結ぶ連絡通路。ヘリテージウイング側から 特徴的なランタンは外側のプレートを再利用してLED化。梅の花芯と花弁に見立てたテーブルも メザニンから見たロビー。右側に見えるスペースは「オークラサロン」 メザニンから見下ろしたオークラロビー奥のスペース。見覚えのある人なら旧メインロビーを再現していることが分かるはず オークラ プレステージタワー5階 メインバー「オーキッドバー」
オークラ プレステージタワー5階 オールデイダイニング「オーキッド」
オールデイダイニング「オーキッド」。全212席(うちテラス46席)、個室2 オーキッドに入ってすぐのスペースはテイクアウトなどに便利なデリカテッセン「シェフズガーデン」 オークラ プレステージタワー6階 中華料理「桃花林」
宴会場「メイプル」。ウェディングをイメージした装飾になっていたが、とにかく絢爛 オークラ プレステージタワー27階 ジム「Okura Fitness&Spa」
ジム「Okura Fitness&Spa」。写真の手前は大きな鏡のあるスペースになっている オークラ プレステージタワー26階 スパ「Okura Fitness&Spa」
ジムの奥から1階降りるとスパフロア。27階で汗を流して、26階で施術を受けるという流れ。完全個室で7室10ベッド 日本初上陸のブランド、フランス「アナヤケ(ANNAYAKE)」によるスパ オークラ プレステージタワー29階 客室「プレステージルーム」
「プレステージルーム」。広さは47~48m2で、宿泊料金は7万円(1泊1室2名)。ヘリテージウイングの客室よりも「洋」を感じさせる内装 プレステージルームは28階~36階ということもあり、ベッドからの眺望が素晴らしい 枕元にはタブレットと調光ダイヤル、ACコンセント、USB充電ポート アメニティはイギリスの「ミラーハリス(Miller Harris)」 オークラ プレステージタワー37階 クラブフロア「クラブラウンジ」
37階からはクラブフロア。「クラブラウンジ」はクラブフロア利用者のためのスペース 37階まで来ると視線を遮るものもほとんどなくなってくる オークラ プレステージタワー37階 クラブフロア「クラブスイート」
「クラブスイート」。広さは97~106m2で、宿泊料金は22万円(1泊1室2名) 目が覚めると東京の町並みが見える、という寝室の配置 オークラ プレステージタワー38階 クラブフロア「ロイヤルスイート」
「ロイヤルスイート」。広さは201m2で、宿泊料金は70万円(1泊1室2名) オークラ プレステージタワー41階 バーラウンジ「スターライト」
オークラ プレステージタワー41階 鉄板焼き「さざんか」
オークラ プレステージタワー41階「スカイチャペル」