ニュース

NTTデータ、Androidアプリ「乗換MAPナビ」でAI活用の近未来渋滞予測の実証実験。無料で利用可

  • 編集部：多和田新也

2019年8月8日 15:48

2019年8月8日 開始

エムティーアイが運営する交通情報総合アプリ「乗換MAPナビ」で、NTTデータが提供するAIを活用した近未来渋滞予測の実証実験をスタート

　NTTデータは8月8日、エムティーアイが運営する交通情報総合アプリ「乗換MAPナビ」で近未来渋滞予測の実証実験を開始したことを発表した。12月31日までの予定で行なわれる。

　NTTデータがAIを活用した近未来渋滞予測情報を提供するもの。道路状況と渋滞の関連性を学習し、パターン化したAIを通じ、VICS（道路交通情報通信システム）による最新の道路状況に基に、5分間隔で30分後と60分後の渋滞予測を行なう。

　実証実験では、Android版の「乗換MAPナビ」内に無料で利用できる「渋滞予測」欄を設け、AIを活用した30分後と60分後の高速道路渋滞予測情報を表示する。

　NTTデータはユーザーの新しい渋滞予測体験を創出するとともに、ニーズや課題を把握。今後、2020年度を目途に、近未来渋滞予測情報の提供範囲を一般道路にまで拡大するほか、天気、自動車や携帯電話が送られる位置情報、施設の混雑状況、人の流れ、ユーザー行動傾向などのより多角的な情報をAIで分析し、一人一人の好みや特性に合った最適なサービスの実現を目指すとしている。

「乗換MAPナビ」上でのAI渋滞予測