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「DMMかりゆし水族館」2020年4月開業に向けてラッピングゆいレールが那覇空港駅を出発。「車体の魚や動物で生き物に興味を持って」
2019年7月30日 20:07
- 2019年7月29日 実施
DMM RESORTSは2020年4月、沖縄県豊見城市に「DMMかりゆし水族館」をオープンする。その開業に向けて、ラッピングを施したゆいレール「DMMかりゆし水族館号」の出発式を7月29日に行なった。
出発駅は「那覇空港駅」。駅のホームにはレッドカーペットが敷かれ、DMM RESORTS 代表取締役の市川大介氏をはじめ、ゆいレールを運行する沖縄都市モノレール 代表取締役社長の美里義雅氏、駅長の金城也治氏が参列した。
10時56分に「DMMかりゆし水族館号」がホームに到着。関係者のみならず、偶然居合わせた乗客からも大きな拍手が起きた。
主催者を代表して市川氏は、「DMMかりゆし水族館は来年オープンに向けて準備を進めている。今日から走る『DMMかりゆし水族館号』には、水族館で飼育する動植物からいくつかピックアップしてデザインした。
ゆいレールが開業して16年。10月には浦添まで延伸するとのことで、那覇空港から浦添までかりゆし水族館号を走らせてもらえることを喜んでいる。今回の第1号を皮切りに、全4編成を走らせる予定。車体に描かれた魚や動物を見て、こんな生き物もいるんだなと興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。
また、沖縄都市モノレールの美里氏は、「かりゆし水族館開業に向けてラッピングという形でお手伝いさせていただくことになった。かりゆし水族館から新たな沖縄の魅力、ブランドが発信されることを期待している。
おかげさまでゆいレールは、昨年度は1900万人超に乗車していただいた。今年も順調に伸びている。今後も県民、観光客の足として今後も安心安全な運行を心がけていく」とあいさつした。
テープカット後に市川氏に話を聞いた。かりゆし水族館の特徴として挙げられたのは、沖縄のみならず熱帯、亜熱帯の動植物も集め、全190種類ほどを飼育することと、映像を使った環境演出。立地については、空港からクルマで約20分と近いことが利便性として挙げられた。10時開園、22時閉園と遅くまで開いているため、食事後にも楽しめるなどのメリットも挙げた。
豊崎という場所の魅力については、「埋立地で、今後の開発が期待される場所。観光客もますます集まると思われる。空港にも近く、新しい楽しみ方ができる場所に発展するのではないか」と答えた。
なお、「かりゆし水族館号」は、間をあけずに第2号が運行予定。夏が過ぎたころに第3号、年明けに第4号が運行予定とのこと。