ニュース
ベトジェットエア、成田~ホーチミン線を就航。記念式典ではベトナムの伝統舞踊も
毎日運航。10月に羽田~ダナン線も就航予定
2019年7月16日 13:43
- 2019年7月12日 就航
ベトジェットエアは7月12日、成田国際空港~ホーチミン・タンソンニャット国際空港線を就航した。飛行時間は約6時間で毎日運航。
ベトジェットエアは、2018年に関西国際空港~ホーチミン線とハノイ・ノイバイ国際空港線、成田~ハノイ線の3路線を就航。さらに10月27日には羽田空港~ダナン国際空港線の就航を予定しており、これらを含めるとベトジェットエアの日本路線は5路線となる。
ベトジェットエアの成田国際空港~ホーチミン・タンソンニャット国際空港線(7月12日~)
VJ823便: 成田(08時55分)発~ホーチミン(13時00分)着、毎日運航
VJ822便: ホーチミン(00時05分)発~成田(08時00分)着、毎日運航
ベトジェットエアの羽田空港~ダナン国際空港線(10月27日~)
羽田(02時30分)発~ダナン(06時40分)着、毎日運航
ダナン(18時10分)発~羽田(01時00分)着、毎日運航
成田~ホーチミン線の初便に合わせて、成田空港第2旅客ターミナルビル 98番搭乗ゲート前で、就航記念式典が開かれた。
主催者を代表したベトジェットエア 副社長のドゥ・スアン・クアン氏は「ベトジェットはフレシキブルでお得な料金設定と、お客さまのご要望に合わせた多様性のあるサービスを提供する、ベトナムで最初の新時代の航空会社『ニューエイジ・エアライン』です。
ベトジェットは毎日約400便を運航しており、ベトナム国内線、国際線合わせて120以上の路線で、これまでに8000万人以上のお客さまにご搭乗いただいています。日本路線に関していえば、2018年11月より大阪~ハノイ、大阪~ホーチミン、成田~ハノイの3路線に就航して、この6月までにベトナムと日本の間を約1500便、安全に運航し、20万人以上のお客さまにご利用いただいています。
ベトジェットにとって日本は、将来アジア内と世界中のコネクションを強化するための開発戦略において、重要なマーケットです。本日、成田からホーチミンへの新路線就航により、日本とベトナムの経済および観光における4大都市である東京、大阪、ハノイ、ホーチミンをつなげることができました。これにより双方の国民と他国の観光客は、フライトの時間や目的地、料金において、さまざまな選択肢から旅行を計画することができます。
私たちはご搭乗の皆さまに最新の機材、美味しいホットミール、美しくフレンドリーな客室乗務員、魅力的なプロモーション価格、そして面白い機内エンタテイメントサービスを提供する航空会社であり続けたいと思っています。何より美しき国ベトナムへのご旅行に際し、我々ベトジェットをお選びいただきましたVJ823便にご搭乗の、すべてのお客さまに心より御礼申し上げます」とあいさつした。
来賓からは、成田国際空港 代表取締役社長の田村明比古氏があいさつ。「本年1月にはすでにハノイ線を開設していており、相次いで成田空港のネットワークの充実に貢献していただいていることに感謝を申し上げます。
日本とベトナムの交流は、最近たいへん活発化していて、2018年は日本からベトナムに80万人、ベトナムから日本にも40万人が来ていただいており、その40万人の伸び率が前年比で26%と非常に高くなっています。これから非常に将来性のあるマーケットであり、特にホーチミンはベトナム最大の商業都市ですし、歴史的な建造物も多く残る、観光地としても非常に魅力的なデスティネーションです。
私どもも、このホーチミン線にはたいへん期待しておりますし、この8時55分発は、成田の朝の出発便を増やしていく『朝発ボーナス』インセンティブも提供して支援させていただきますが、ベトジェットエアは単なるLCCではない『ニューエイジ・エアライン』として注目を浴びている航空会社です。お客さまに対する多様な選択肢の提供という点も、私どもは非常に期待をしておりますし、成田空港ともども発展させていただければなと思っています。このホーチミン線の成功と、両国の益々の交流の拡大をお祈り申し上げます」とコメントした。
ベトジェットエアでは、日本発着便を対象にした「おはようサタデー!100円でベトナムに飛ぼう!」キャンペーンを12月31日までの毎週土曜に実施。片道100円からという破格のプロモーションチケットを販売している。対象となる路線は、成田~ハノイ、関空~ハノイ、関空~ホーチミン、そして今回就航した成田~ホーチミンだ。