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アマノフーズ、成田空港にアンテナショップ「アマノフリーズドライステーション」を期間限定オープン。海外へのお土産品としてアピール

7月31日まで営業

2019年7月2日~31日 オープン

アサヒグループ食品は、アマノフーズのアンテナショップ「アマノ フリーズドライステーション 成田空港店」を、成田国際空港第2ターミナル4階に7月2日~31日の期間限定でオープンする

 アサヒグループ食品は7月2日、フリーズドライ食品「アマノフーズ」のアンテナショップ「アマノ フリーズドライステーション 成田空港店」を、成田国際空港第2ターミナル4階にオープンした。7月31日までの期間限定。

 バリエーション豊かなフリーズドライ商品を展開するアマノフーズのアンテナショップは、東京・丸の内、広島県福山市、横浜市、札幌市に展開。アンテナショップ限定商品なども販売している。

アマノ フリーズドライステーション成田空港店

営業期間: 2019年7月2日~31日
所在地: 成田国際空港第2旅客ターミナル本館4階
営業時間: 8時~20時
店舗面積: 7.5m 2

「アマノ フリーズドライステーション成田空港店」の位置図(同社ニュースリリースより)

 期間限定でオープンする成田空港点は、お湯を注ぐだけで本格的な味わいの食品を作れるフリーズドライ食品を、海外へのお土産品や、海外で暮らす人の日本食としての需要に応える商品などに訴求。フリーズドライ食品は軽く、コンパクトで、型崩れも大きな問題にならないといった特徴があり、バッグに気軽に入れられる食品として魅力をアピールする。

 訪日外国人客が3000万人を突破し、東京オリンピック・パラリンピックがある2020年にはさらに増加が見込まれるなか、首都圏空港への出店を見据えたトライアル的な意味合いがあるという。今回の出店の結果次第では、常設店舗への展開も検討したいとしている。

 ちなみに、空港におけるアマノフーズの展開は、関空(関西国際空港)が開港してすぐのころに自社店舗を出店したことがあるそうだが、当時は現在ほど訪日外国人が多くなく、そのほかは空港に出店している物販店などでの取り扱いがある程度とのこと。今回のように外国人旅客のお土産需要を意識したコンセプトで空港に出店するのは初めてのことになる。

 店舗には、英語、中国語を話せるスタッフが交代で常駐するほか、英語と中国語でフリーズドライ食品の調理方法を記載したリーフレットも用意。現在の成田空港は中国人旅客の利用者が多いこともあり、オープン初日も中国語を話せるスタッフの声がけで興味を示す中国人が多いそうだ。

 また、商品ラインアップも成田空港店のコンセプトに沿ったものにしている。アマノフーズのフリーズドライ食品の約200商品のうち、70商品ほどを販売しているが、そのチョイスはお土産需要を想定したものを取り込んでいる。「中華粥2種セット」や「炙り海鮮雑炊3種セット」など、複数商品をパッケージ化した商品を充実させている。こうした商品は、通信販売や一般の物販店での取り扱いはあるものの、アンテナショップで販売するのは成田空港店のみ。

 空港という場所柄、訪日外国人へのフォーカスが強調されがちだが、もちろん日本人が購入することも可能。旅行先から帰国した日の手軽な食事などに便利。ほかのアンテナショップでも取り扱っているアンテナショップ限定商品や、最安100円からの単品販売、お味噌汁やスープの複数パッケージ商品などの定番品も扱っている。

アマノフーズのフリーズドライ食品の特徴を紹介
英語と中国語で書かれた調理方法のリーフレット
成田空港店で利用できる決済手段
お土産需要に応える商品として、複数の味をワンパッケージにした商品を充実させているのが成田空港店の特徴
アンテナショップ限定品の(左から)「えだまめのポタージュ」「かぼちゃのポタージュ」「蟹のおみそ汁」
洋食の商品
100円から購入できるおみそ汁など和食の商品
おみそ汁やスープの5食入りパッケージ