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旅のお供「正露丸」、昭和21年創業時の復刻パッケージを数量限定発売。7月1日から
2019年6月28日 13:58
- 2019年7月1日 数量限定発売
大幸製薬は、1946年(昭和21年)創業当時のパッケージを復刻した「正露丸」を7月1日から数量限定で発売する。価格は1800円(税別)で、200粒入り。
正露丸は、1902年(明治35年)に大阪の薬商・中島佐一薬房が「忠勇征露丸」の売薬営業免許を取得したことに端を発し、1946年に製造販売権を継承した大幸製薬が創業、1954年(昭和29年)に製品名を現在の「正露丸」に改めている。
トラベル Watch読者のなかにも、慣れない土地での食生活に対応するために、旅行バッグに正露丸を入れている人はいるのではないだろうか。
同社はリリースのなかで、「昭和、平成、令和と時代が変わる中、これから先も人々のお腹の健康を守るブランドであり続けたいという想いを込め、大幸薬品の原点である創業時『正露丸』(当時名称:忠勇征露丸)をもとにしたパッケージデザインを復活することにいたしました」と述べている。
大幸薬品「正露丸」の歴史
1902年: 大阪の薬商、中島佐一薬房が「忠勇征露丸」(現「正露丸」)の売薬営業免許の証を大阪府から取得
1940年: 大幸薬品の創業者、柴田音治郎が大阪府吹田市にて柴田製薬所を創業
1946年: 中島佐一薬房から「忠勇征露丸」の製造販売権を継承。大阪府吹田市に大幸薬品株式会社を設立、「忠勇征露丸」の販売を開始
1949年: 「忠勇征露丸」から「中島正露丸」に名称変更。国際関係を配慮し、「征」を「正」に改める
1954年: 「中島正露丸」から「正露丸」に名称変更
1983年: 現在の「正露丸」パッケージが登場