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【パリ航空ショー 2019】アポロ11号の月着陸から50年、3人の宇宙飛行士がUSAパートナーシップパビリオンに登壇

2019年6月17日~23日(現地時間)開催

USAパートナーシップパビリオンのオープンイベントに登壇した3人の宇宙飛行士。左から、アポロ7号のWalt Cunningham氏、アポロ15号のAl Worden氏、アポロ16号のCharlie Duke氏

 フランス ル・ブルジェ空港で6月17日~23日(現地時間)、世界最大級の航空展示会「パリ航空ショー(International Paris Air Show)2019」が開催されている。会期前半は商談などが主となっており、世界各国の航空宇宙産業関連のメーカーが出展。ビジネスミーティングなどを進めていくことになる。

 ボーイングなどアメリカの航空宇宙産業大手メーカーは、独自に展示ブースを用意しているが、各部品メーカーなどはホール3のUSAパートナーシップパビリオンエリアに出展。メーカー単体でのブース展示や、州としての出展などが行なわれていた。

 このUSAパートナーシップパビリオンでは、2019年がアポロ11号の月着陸から50周年となる(1969年7月20日[米国東部夏時間]月に着陸)ことから、アポロ計画に参加した3人の宇宙飛行士を招いてのオープンイベントを会期初日に実施。アポロ7号の月着陸船(Lunar Module)パイロットWalt Cunningham氏、アポロ15号の司令船(Command Module)パイロットのAl Worden氏、アポロ16号の月着陸船パイロットのCharlie Duke氏が登壇し、紹介された。

オープンイベントは、アポロ11号の映像から始まった

 その後、アメリカの航空宇宙産業にかかわる政府関係者、業界トップなどが登壇し、当時は夢とされていた月への有人着陸を実現したアポロ計画の偉業をたたえるととともに、アメリカの航空宇宙産業の品質の素晴らしさを説明。その素晴らしい製品の数々がUSAパートナーシップパビリオンに展示されていることを紹介し、オープンイベントを終えた。

イベント後の記念写真
USAパートナーパビリオンのコンセプトは、「We're all on a mission」
メーカー単位での出展のほか、州の産業としての出展もある