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JR西日本、西日本豪雨災害で不通となっていた芸備線の三次駅~狩留家駅間を10月下旬に再開

2019年6月14日 発表

芸備線

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は、2018年7月の西日本豪雨災害の影響により運行を見合わせていた芸備線の三次駅~狩留家駅間について、10月下旬から運行を再開できる見込みとなったと発表した。

 同社によれば、流失した第1三篠川橋りょうの復旧工事が進捗し、10月下旬からの運行再開のめどが立ったという。ただし、今後の梅雨期の大雨や台風などの影響を受けた場合には再開時期が変更になる可能性もある。

 なお、三次駅~中三田駅間では、昼間に線路改良工事を行ないながら、朝夕の通学時間帯を中心に暫定的な運行を実施している。沿線の学校の夏休みにあわせ、7月25日~8月21日は終日運行を取りやめて工事を行なう予定だが、この工事が順調に進んでいることから、徐行区間がほぼ解消できる見込みとなった。このため、8月22日から列車の運行時刻を変更するとしている。