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JAL、「JAL DREAM EXPRESS 90」の遊覧飛行を実施。特別塗装機でミッキーマウスと一緒に大空へ

2019年5月29日 実施

JALが「JAL DREAM EXPRESS 90」による遊覧飛行を行なった

 JAL(日本航空)が、ミッキーマウススクリーンデビュー90周年をお祝いし2018年11月より運航を行なっている「JAL DREAM EXPRESS 90」。同機による遊覧飛行「JAL DREAM EXPRESS 90 チャーターフライトを楽しもう」を5月29日に開催した。集合場所である成田空港第2旅客ターミナル国内線チェックインカウンターには朝から多くのディズニーファンらが集結。今回のフライトには赤ちゃん1名を含む合計207名が参加した。

「JAL DREAM EXPRESS 90 チャーターフライトを楽しもう」は、特別塗装機に必ず乗れるうえ搭乗者の名前入りのモデルプレーン付きのコースなどを用意。90周年モチーフのオリジナルデザイン紙コップでのドリンク提供や、機内でのイベントなどを含んだフライトとなっている。正式な便名はJL4901便、使用機材はボーイング 767-300ER型機で、ファーストクラス5席、クラスJ 42席、普通席205席、登録記号はJA602J。

 搭乗する便名はミッキーマウスのスクリーンデビュー日にちなみ、開催日限定でJL1118便に名称を変更。9時に成田空港を出発、11時に同じ成田へと戻ってくる。出発前の搭乗ゲートは大型のバックボードでの記念撮影ができるなどワクワクがあふれている状態。ミッキーマウス90周年パネルや、初代・2代目のJALドリームエクスプレスのモデルプレーンの展示も楽しめた。

ディスプレイには、JL1118便と表示
チェックインカウンターではプレゼントも一式手渡された
プレゼントの中身一式
ヘッドレストやオリジナルの紙コップ全種類などが入っていた
カードタイプの搭乗証明書。パッケージにはスペシャルフライト搭乗者へのメッセージも書かれていた
手荷物検査場前のディスプレイもスペシャル仕様
出発ゲートの入り口にはフォトスポットが登場
大型のバックボードで写真が撮れるフォトスポット
ミッキーマウスの90周年パネルの中に入って撮影も
初代「JAL ドリームエクスプレス号」のモデルプレーン(1/50サイズ)
2代目「JAL ドリームエクスプレス21」の1号機「FRIENDS号」のモデルプレーン(1/100)
「JAL ドリームエクスプレス21」の2号機「SWEET号」のモデルプレーン(1/100)
「JAL ドリームエクスプレス21」の6号機「Dream Story」のモデルプレーン(1/100)
現在運航中の「JAL DREAM EXPRESS 90」のモデルプレーン
巨大なツムツムのオブジェも
窓も向こうには駐機されている「JAL DREAM EXPRESS 90」の姿が見えた

 8時40分に「JAL DREAM EXPRESS 90」への搭乗が始まり、いよいよ機内へ。入るやいなや「It's a Good Time」の軽快なリズムとともにミッキーマウスから「みなさん、こんにちは~! 旅ってワクワクするね! いってらっしゃい!」とメッセージが。まさかのサプライズにワクワクもマックスに。この乗客向けコメントはスペシャルフライト限定とのこと。そのままオリジナルデザインのヘッドレストカバー付きのシートに移動、着席し出発を待つことに。

オリジナルデザインのヘッドレストカバーがキュートなシートへと向かう
ミッキーマウスのスマイルと90周年をお祝いするロゴがデザインされている
とびきりの笑顔で機内へと迎えてくれた

 扉が閉まり、9時07分にブロックアウト、9時27分にテイクオフし「JAL DREAM EXPRESS 90」は大空へ。機体が安定したところでドリンクのサービスがスタートした。オリジナルデザインの紙コップに注がれたお茶などで乗客は喉を潤し、しばし小休憩。

 ドリンクの提供と同時にモニターでは、ミッキーマウスのスクリーンデビュー作「蒸気船ウィリー」、短編アニメーション「ミッキーマウス!」の日本未放送作品「僕の帽子」を上映。空旅を楽しみながら、デビュー作を鑑賞する時間はもう格別! 多くの乗客がモニターを熱心に眺めていた。

 なお、今回のフライトではCA(客室乗務員)が初代「JAL ドリームエクスプレス号」で利用していたエプロンを着用。細かなところでもスペシャルフライトをお祝いしていた。イエローとブルーの2カラーあり、レトロデザインは2019年でも通用するかわいさ。

ドリンクの提供と同時にスクリーンデビュー作をモニターで上映
日本未放送エピソードもスペシャル上映
オリジナルデザインの紙コップでドリンクを提供
この日のエプロンは初代「JAL ドリームエクスプレス号」のものを特別に使用

 飛行中は抽選会も実施。オモチャからプラッシュ、ホテル宿泊券など豪華製品が当たり、50名以上が笑顔でプレゼントを手にしていた。また、特大のミッキーマウスのぬいぐるみと一緒にプロップス片手に記念写真を撮ることも。機内は熱気にあふれ、かなりの盛り上がりとなっていた。

ミッキーマウスの特大ぬいぐるみも搭乗

 楽しい時間はあっという間。山梨・長野・名古屋・浜松・千葉と上空を巡り約1時間26分のフライトを経て、10時53分に成田空港へランディング。11時07分にブロックインし、充実のフライトが終了した。降機後は、沖留めされた機体周辺のオープンエリアで記念撮影がスタート。バスの出発まで思い思いに撮影を楽しむことができた。成田空港に「JAL DREAM EXPRESS 90」が訪れたのは今回が初。整備終えると次のフライトのために羽田空港へと飛び立っていった。

 なお、「JAL DREAM EXPRESS 90」は2020年3月ごろまで国内線で運航予定となっている。

降機後は周辺で撮影が楽しめた
客室乗務員と一緒に写真を撮ることも可能だった
次のフライトのため羽田空港へと向かう「JAL DREAM EXPRESS 90」