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あのブルー・ミルクがゴクゴク飲める!「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」、間も無くオープン

アメリカ ディズニーリゾート最新情報発表会へ行ってきた!

2019年5月31日 オープン(カリフォルニア ディズニーランド・リゾート)

2019年8月29日 オープン(フロリダ ウォルト・ディズニーワールド・リゾート)

ミッキーマウスとミニーマウスが会場に駆けつけた (C)Disney

 ディズニー・ディスティネーション・インターナショナルは、4月24日にアメリカ ディズニーリゾートの最新情報の発表会を都内にて行なった。

 5月31日にカリフォルニア ディズニーランド・リゾートにオープンする新エリア「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」についてを中心に、アメリカ ディズニーリゾートの魅力とバケーションになぜ向かうべき場所なのかを解説した。

 冒頭では、主催者としてディズニー・ディスティネーション インターナショナル・マーケティング&セールス ヴァイス・プレジデントのジェフ・ヴァン・ランジェヴェルド氏がステージに。日本は非常に重要なマーケットであることや日本のパーク同様にUSパークにも日本人が多く訪れることを挙げ、カリフォルニアの太陽の下でどのパークとも異なる体験ができると挨拶。

ディズニー・ディスティネーション インターナショナル・マーケティング&セールス ヴァイス・プレジデントのジェフ・ヴァン・ランジェヴェルド氏が挨拶

 そして、「カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは、ウォルト・ディズニーが生み出したディズニーパークの原点であり、今もなお思いが生き続けている場所です。そして映画同様にパークにも生き続ける理念があります。それは”物語を伝える伝統”であり、有意義な形で伝えるということなのです。3次元の物語の中に見て取れるでしょう。また、進化し続けるパークですが1つだけ変わらないことがあります。それは魔法のような体験をすべてのゲストに提供することです」と語った。

 さらに、自身が気持ちが落ち込んだときやランチタイムなどにオフィスからパークに向かい15〜20分ほどいるだけでも癒される話を例に、ゲストの笑顔があふれるパークでは「物の味方が変化し、新たな発想が生まれると感じます。だらこそ、特別なバケーションで訪れることが必要なのです」と話した。

 アメリカ ディズニーリゾートの概要に関しては、ディズニー・ディスティネーション インターナショナル マーケティング/ビジネスストラテジー シニアマネジャー澤田智子氏が紹介。カリフォルニア ディズニーランド・リゾートとフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの歴史と見所とともに、そのスケールにも言及。山手線を例にその大きさと位置関係を説明した。

ディズニー・ディスティネーション インターナショナル マーケティング/ビジネスストラテジー シニアマネジャー澤田智子氏
原点であるカリフォルニア ディズニーランド・リゾートの始まりを紹介 (C)Disney
基本として西海岸側と東海岸側にディズニーパークがあることをおさらい (C)Disney
世界最大のディズニーパークであるフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの大きさを山手線でわかりやすく図解 (C)Disney
5月と8月に2パークで新エリア「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」がオープン (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.
ウォルト・ディズニーの言葉とともに今後のパークの成長と展開に期待して欲しいとした(C)Disney

 アメリカからのスペシャルゲストとして2019〜2020年度 カリフォルニア ディズニーランド・リゾート アンバサダーのラファ・バロン氏も登場。新エリア「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」のおすすめポイントなどを解説。

 ゲストは銀河の未開拓の惑星バトゥーを訪問。同惑星の貿易港として栄えるブラック・スパイア・アウトポストには、ならず者や密輸業者たちにとっては天国のような場所であり、ファースト・オーダーとは関わりたくないなどの情報を提供してくれた。さらに、マーケットでは不思議なクリチャーや初めて聞く言語に出会うことになるとも。そして、自分自身の「スター・ウォーズ」の物語に没入し、遠い昔、はるか彼方の銀河系の片隅で起こった物語の一部になれると話した。

2019〜2020年度 カリフォルニア ディズニーランド・リゾート アンバサダーのラファ・バロン氏

 アトラクションに関してはミレニアム・ファルコン号のコックピットに乗り込み操縦桿を握るパイロットやブラスターを撃つ射手、ハイパースペース突入に備える航空機関士となりミッションを行なう「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」を紹介。どの仕事も重要であること、戦いの最中に放り込まれることなどを教えてくれた。秋以降にオープン予定の「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」も最先端技術を駆使し、驚異的な体験ができると力説。新人レジスタンスとしてスター・デストロイヤーに乗り込み間近でインペリアル・ウォーカーを見上げたりと汗握る体験ができるという。

「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」ではゲストがパイロット、射手、航空機関士になりミッションを成功に導く (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.
新人レジスタンスとして戦いの最中へと向かう「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」 (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.

 パークのお楽しみであるフードとドリンクに関しては、「オーガのカンティーナ」をレコメンド。珍しいフォルムのグラスに注がれたドリンクを楽しんだり、「スター・ツアーズ」でスタースピーダー3000を飛ばしていたキャプテン・レックスこと「RX-24」が「DJ R-3X」として転職しているなどファンにはたまらない部分を紹介。「DJ R-3X」のボイスキャストはオリジナルそのままのポール・ルーベンスが演じる。

 また、ストリートマーケットの「ミルク・スタンド」で味わえる、ファンが一度は飲みたいと願っていたあのドリンクについても。「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」でルーク・スカイウォーカーが家族と囲む食卓で登場した「ブルー・ミルク」。そして「スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ」でタラ=サイレンからルーク・スカイウォーカが搾る「グリーン・ミルク」だ。

「オーガのカンティーナ」では転職した元「RX-24」こと「DJ R-3X」にあえる (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.
「ミルク・スタンド」で「ブルー・ミルク」と「グリーン・ミルク」をゴクッ (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.

 ほかにも、製錬ドロイドが注意深く肉をひっくり返しているところを眺められ、ボリュームメニューも頬張れる「ロント・ロースター」や、甘スパイシーなポップコーン「アウトポスト・ミックス」が味わえる「キャット・サカのケトル」なども。オーラベッシュ表記のコカ・コーラやダサニはパークで飲むのもよし、日本へのお土産でも喜ばれそうだ。

腹ペコさんにはボリュームメニューを! (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.
コカ・コーラやスプライト。パークでおなじみのダサニもオーラベッシュ表記で惑星バトゥー仕様 (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.

 グッズ関連は「ドロイド・ラボ」でのアストロメク・ロイド制作や、世界でひとつの自分専用のライトセーバーを生み出せる「サヴィのワークショップ:ハンドビルト・ライトセーバー」がイチオシとのこと。「R-シリーズ」「BBシリーズ」のどちらかを選び各パーツやプログラミング・チップを埋め込むなどで愛すべき一体を作り上げることができる。ライトセーバーもフォースを感じながら本当に欲しかった1本を生み出せるとのこと。

 キャストのコスチュームに関しては惑星バトゥーの住人らしいものに。実際にゲストも「レジスタンス・サプライ」や「ファースト・オーダー・カーゴ」にてスペシャルな衣装を手に入れることもできるので世界観を楽しんでほしいと締めた。

愛するアストロメク・ドロイドが自分で生み出せる「ドロイド・ラボ」 (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.
フォースの導くままにライトセーバー作り「サヴィのワークショップ:ハンドビルト・ライトセーバー」 (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.
惑星バトゥーの住人やレジスタンス、ファースト・オーダーな雰囲気のキャストのコスチューム (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.

 なお、5月31日から6月23日の期間のカリフォルニア ディズニーランド・リゾートの「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」の入場は、事前予約が必ず必要。3軒のディズニー直営ホテル「ディズニー・グランド・カリフォルニアン・ホテル&スパ」「ディズニーランド・ホテル」「ディズニー・パラダイスピア・ホテル」に宿泊の場合は滞在日数に関わらず滞在期間中一人1回指定日に入場ができる。入場には有効なチケットも必要だ。

 直営ホテルに宿泊しない場合の予約方法は日本時間5月3日深夜0時に「Disney Parks Blog」と「Disneyland.com」にて詳細を発表予定。予約開始は、日本時間2019年5月3日午前2時開始予定となっている。

 8月29日オープンのディズニー・ハリウッド・スタジオ「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」への入場に予約は必要ない。混雑状況により入場が制限される場合も。なお、ディズニー直営ホテル利用の場合は開演前1時間早く入園、または閉園後2時間長くパークに滞在できる「ディズニー・エキストラ・マジック・アワー」が活用できる。

入場には予約が必要となる。直営ホテル宿泊の場合は滞在中1回入場することができる(C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.
終盤には会場にとつぜんカイロ・レンやストームトルーパーたちが乱入するハプニング! (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.
登壇者とともに新エリアのオープンを祝った (C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.

 発表会の後半には、もう一人のスペシャルゲスト 2019〜2020年度 フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート アンバサダー マリリン・ウエスト氏がステージに。今年で30周年を迎える「ディズニー・ハリウッド・スタジオ」「ディズニー・タイフーン・ラグーン」の紹介から始まり、まもなく運用開始となるゴンドラ式新交通システム「ディズニー・スカイライナー」。1935年にウォルト・ディズニーと妻のリリアンが旅行で訪れたヨーロッパの地中海沿岸からインスピレーションを受け生まれた新ディズニー直営ホテル「ディズニー・リビエラ・リゾート」についても。新たなホテルに関しては華麗なヨーロッパの芸術が感じられ、ゆったりとしたラグジュアリーな時間が過ごせると太鼓判を押した。

2019〜2020年度 フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート アンバサダー マリリン・ウエスト氏
まもなく運用がスタートする「ディズニー・スカイライナー」(C)Disney
ヨーロッパの雰囲気あふれる新ディズニー直営ホテル「ディズニー・リビエラ・リゾート」(C)Disney

 さらに2020年にディズニー・ハリウッド・スタジオにオープンする「ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ」はミッキーマウスをテーマにした初のライド系アトラクションと紹介。

 2021年のフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート開園50周年では映画「トロン」のアトラクション「トロン・ライトサイクル・パワーラン」に、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の世界観を存分に感じられる新アトラクションのオープンなどが控えていることなどを話した。

2020年にオープン予定の「ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ」はミッキーマウスがテーマとなったライド系アトラクション (C)Disney
2021年の開園50周年には「トロン・ライトサイクル・パワーラン」がマジックキングダム・パークにオープン予定 (C)2019 DISNEY ARTIST CONCEPT ONLY
映画そのままのノリで楽しめる「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のアトラクションも登場 (C)MARVEL (C)2019 DISNEY ARTIST CONCEPT ONLY

 8月29日にオープンする「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」に関連し、「スター・ウォーズ」のテーマホテルについても紹介。オープン年は未定ながら新エリアに直結し、すべての窓から銀河が楽しめることや豪華な宇宙船をモチーフとしていることなどを話してくれた。ラストにはミッキーマウスとミニーマウスが会場に駆けつけ、来場者とハイタッチなどで大盛り上がりの中、発表会は終了した。

宿泊からパーク体験までトータルで「スター・ウォーズ」の世界へ入り込めるホテルも開業予定 ARTIST CONCEPT ONLY (C)Disney/Lucasfilm Ltd.
ミッキーマウスとミニーマウスも駆けつけ、記念撮影も (C)Disney
(C)Disney/Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.