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福岡空港、地下鉄と国内線がつながるアクセスホール供用開始。新改札からカウンター/保安検査場に進んで時間短縮
2019年3月28日 15:59
- 2019年3月28日 供用開始
4月に完全民営化を控えている福岡空港。
それに先駆けて3月28日、長きにわたる国内線ターミナルビルの再編事業の一環として、福岡市地下鉄空港線の福岡空港駅から各航空会社のチェックインカウンターへの所要時間短縮を実現するアクセスホールの供用が開始された。
これまで、福岡空港駅の改札は1か所のみとなっていたが、その反対側にアクセスホールへとつながる改札口を新設している。ホールの中央部には、地上4階から地下2階まで光が射し込む吹き抜け空間となっており、改札階である地下2階からは、地下1階、1階、2階へと、3本のエスカレータと中央のエレベータで各階にアクセスできる。
2階~3階:保安検査場・ラウンジ・フードコートのフロア
改札を抜けて奥側のエスカレータは2階の出発保安検査場のフロアとなり、Webで事前にチェックイン、かつ預け入れ荷物がなければ、そのまま2階に進める。改札を抜けて2階の保安検査場の入口まで、通常であれば5分ほどで到達可能だろう。現状は、従来の南北2か所に設けられた保安検査場のどちらかに進む形となる。
エスカレータで2階に上がると、目の前には3階に上がるエスカレータがあり、従来の「ラーメン滑走路」など3階の飲食店にアクセスできる。まだすべてのテナントが営業しておらず、エレベータ前はひっそりとしていた。
1階:各社チェックインカウンター・到着口
チェックインや航空券の購入が必要な場合は、手前の「1F」の表示があるエスカレータを使用する。また福岡空港に到着し、地下鉄で博多や天神エリアに移動する場合、南北いずれかの到着口から、こちらの下りエスカレータへと進むこととなる。交通系ICカードがあれば、そのまま改札を抜けて地下鉄に乗ることができてスムーズだ。
地下1階・そのほか:従来の通路階へもアクセス可能
アクセスホールの奥には、従来の改札を抜けてターミナルビルへ向かう通路がある階へのエスカレータが設置されている。こちらの階には、銀行や動く歩道などがあり、北側の保安検査場側へアプローチする通路となっている。