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JR東日本、「エキナカ」のノウハウで世界進出。シンガポール空港に複合店舗「JW360°」今春開業

2019年3月5日 発表

2019年春 開業

2019年春に開業する大型商業施設「Jewel Changi Airport(ジュエル チャンギ エアポート)」

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は3月5日、2019年春にシンガポール・チャンギ国際空港に隣接して開業予定の大型商業施設「Jewel Changi Airport(ジュエル チャンギ エアポート)」内に、「JW360°(ジェイダブリュー・スリーシックスティ)」の1号店を出店することを発表した。

「JW360°」店舗概要

所在地: 78 Airport Boulevard, #1-223, 1-224-225 Jewel Changi Airport
店舗面積: 486m 2
営業時間: 9時~23時
開業予定: 2019年春
構成: レストラン、カフェ、食物販
運営主体: JRE GF FOOD SERVICE PTE. LTD.

店舗イメージ
ロゴマーク

「JW360°」は、「日本の旬と、出会う場所。」をコンセプトとした飲食・物販複合型店舗。JR東日本がエキナカなどの開発経験を活かして新しく立ち上げた複合業態で、日本の各地域が育んできた「食」の魅力を中心に、360°あらゆる視点・切り口から自然体の「日本のスタイル(Japan Way)」を世界の人々に発信していく。運営は、JR東日本のシンガポール現地法人と三井物産のシンガポール現地法人との現地合併会社であるJRE GF FOOD SERVICEが行なう。

 店舗内には、日本およびシンガポールで高い評価を得ている「酢重」を展開するフォンスと連携し、シンプルで飽きのこない和食を提供する「レストラン酢重正之」や、抹茶を使用したスイーツやドリンクを提供する「JW360°カフェ」が入店。またJR東日本が日本国内で展開する地産品セレクトショップ「のもの」が海外初出店する。

「レストラン酢重正之」のメニュー例
「JW360°カフェ」店舗イメージ
メニューイメージ
地産品セレクトショップ「のもの」のロゴ
商品例

 JR東日本は、新たに創設した「JW360°」を今後国内外の駅や空港などで展開するなど、生活サービス事業の海外展開を加速させたい考えだ。