1月12日~13日に旅イベント「旅博~トラベラーズフェス~inFUKUOKA 2019」がアクロス福岡で開催され、さまざまな企業・団体が観光の魅力をアピールした 国内外の旅行会社、航空会社、観光局や自治体などが一同に介し、旅の魅力やお得なパックツアー、地元の特産品をアピールする旅イベント「旅博~トラベラーズフェス~inFUKUOKA 2019」が、1月12日~13日に開催された。
会場となったアクロス福岡(福岡市中央区)のイベントホールには、県内外から多くの来場者が集まった。各ブースでは、地元の名産品の即売会、SNSの公式チャネルへの登録画面を見せるとオリジナルグッズをプレゼントする企画、豪華景品を用意した抽選会も行なわれ、賑わいを見せていた。
ステージではトークショーや、海外への航空券や高速船のチケットが当たるプレゼント抽選会やジャンケン大会があり、ステージ前にスペースからあふれそうになるほどの人だかりができていた。本稿では1月13日のイベントをレポートする。
「旅博~トラベラーズフェス~inFUKUOKA 2019」の会場 福岡空港へ就航している航空会社、福岡県から陸路や海路で移動が可能なエリア、鉄道会社や宿泊業者など海外15団体、国内21団体が出展し、特にアジア旅行の身近さや、離島の魅力をアピール。「福岡からどこかへ旅立ちたい」というテーマで、アウトバウンドを促進する取り組みの紹介が多く、「体験」を重視したイベントとして賑わいを見せていた。
OCVB(沖縄観光コンベンションビューロー)は、離島の魅力を発信。ミス宮古島もチラシを配ってアピール 熊本県玉名市は、NHK大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」の主人公・金栗四三(かなくりしそう)ゆかりの地をアピール 熊本県は阿蘇市の内牧温泉のお湯を運び入れて、足湯ならぬ手湯を設置 宮崎県小林市は、地元産のゆずを使用したお菓子などの試食を用意していた 福岡県県北エリア(古賀市、福津市、宗像市、岡垣町、芦屋町)の自治体による「筑前玄海地域観光推進協議会」が共同出展 小石原焼や高取焼の窯元がある福岡県朝倉郡の東峰村は焼物を展示 東峰村の隣にある朝倉市からも「あさくら観光協会」が出展。平成29年7月九州北部豪雨で甚大な被害を受けたが、着実な復旧を地元産品とともにアピール JR西日本(西日本旅客鉄道)は子供用の制服着用体験や、手回し発電列車の展示を実施 福岡市博多区の上川端商店街にある沖縄物産ショップの「わした博多店」は、シークヮーサー果汁やちんすこうなどの沖縄名産品を販売 福岡~ハノイ線を運航しているベトナム航空は、ベトナム各地のパンフレットを配布 タイガーエア台湾と台湾観光協会大阪事務所が共同出展。Facebookページに「いいね」を押すと限定ステッカーをプレゼントしていた エバー航空と台湾観光協会大阪事務所のブースでは、Facebookページへの「いいね」でキティちゃんの限定クリアファイルをプレゼント チャイナエアラインと台湾観光協会大阪事務所のブースでは、台湾各地の観光情報パンフレットを配布。チャイナエアラインは福岡~台湾桃園線を運航している 西鉄ホテルグループは各日3回の大抽選会を実施。グループ系ホテルのペア宿泊券が当たるということで、長蛇の列ができていた。5等や6等でもBluetoothスピーカーやブランケットが当たる豪華な企画だ 九州の北・玄界灘に浮かぶ壱岐島を中心とした壱岐市は、地元酒造の焼酎などを展示 アーティストの福山雅治氏を起用したポスターでアピールしていた五島市は五島列島に属する各島のパンフレットを配布 韓国観光公社はFacebookページやInstagramアカウントへの「いいね」で、限定のボールペンやスマホ背面用のグリップをプレゼント。ボールペンはスマホのスタンドになる溝や芯先がタッチペンに変わる機構を備えた便利アイテム JTB旅物語は欧州ツアーの相談デスクを設けて旅行の相談に対応 福岡~グアム線を運航しているユナイテッド航空は、グアム情報満載のパンフレットを配布 福岡~ホノルル線を運航しているデルタ航空は、ハワイ関連の観光パンフレットを配布していた 福岡~ヘルシンキ線を夏期スケジュールで運航しているフィンエアーは、マリメッコやムーミングッズでアピール。4月から始まる夏ダイヤに向けて旅行の相談に対応していた タイ国政府観光庁は初めてのタイ旅行でオリジナルグッズをプレゼントするキャンペーンを展開 フィリピン共和国政府観光省はフィリピンの各観光地のパンフレットを配布 JATA(日本旅行業協会)九州支部もブースを出展。欧州旅行をはじめとしたアウトバウンドを訴求 福岡空港利活用推進協議会は「近くて便利!福岡空港から世界へ!」と題して、アンケート回答者にグッズをプレゼントしていた 北九州を本拠地とするキャンピングカービルダー「ナッツRV」のブース 会場のアクロス福岡1階コンコースでは軽キャンパーを2台展示していた ポップアップルーフを備えた「Splnach(スピナ)」というモデルの内装。シートを展開するとフルフラットベッド仕様にもなる ステージではさまざまな催し物が行なわれていたが、豪華景品が当たる大抽選会の時間帯になるとさらに多くの来場者が集まった