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東武鉄道、SL大樹に元JR北海道14系客車「ドリームカー」を導入。6段階式リクライニングシートやラウンジ装備
4月13日からドリームカー編成の運行をスタート
2019年1月11日 16:36
- 2019年1月11日 発表
- 2019年4月13日 運行開始
東武鉄道は1月10日、かつてJR北海道(北海道旅客鉄道)で運行されていた14系客車「ドリームカー(オハ14-505)」1両を、鬼怒川線で運行しているSL大樹の客車として導入することを発表した。4月13日にドリームカーを加えた編成での運行を開始する。
ドリームカーは、夜行急行用車両としてJR北海道の急行「まりも」で初採用され、2016年に廃止された「はまなす」などで使用された客車。116cmとグリーン車と同等のシートピッチで6段階式リクライニングシート(48席)を搭載するほか、車端部にはラウンジも備える。
東武鉄道が鬼怒川線で運行しているSL大樹は、JR四国(四国旅客鉄道)から譲渡を受けた14系客車3両編成での運行を基本としている。ドリームカー導入後は、SL大樹/DL大樹の年間運行日のうち約40日を、ドリームカーを中間に連結した3両編成で運行する予定としている。
運行開始は4月13日で、2019年は4月、6月、9月の週末を中心に24日間の運行を予定している。