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中国南方航空、セントレア(中部)~広州直行便を2019年2月1日就航。約3年ぶりの直行便

2018年12月7日 発表

2019年2月1日 就航

中国南方航空は2019年2月1日からセントレア~広州直行便の運航を開始する

 中国南方航空は12月7日、2019年2月1日にセントレア(中部国際空港)~広州白雲国際空港線の直行便の運航を開始することを発表した。

 中国南方航空のセントレア~広州線は、上海・浦東国際空港を経由する便で運航されているが、この運航を継続する一方で、新たに直行便を開設する。セントレア~広州を結ぶ直行便は2015年10~2016年3月の冬期スケジュールで運航して以来のこととなる。

 運航ダイヤは下記のとおりで、月・金曜の週2便運航となる。機材はボーイング 737-800型機(ビジネスクラス8席、エコノミークラス155席)を使用する。

中国南方航空のセントレア~広州直行便(2019年2月1日~)

CZ3026便:セントレア(15時20分)発~広州(19時00分)着、月・金曜運航
CZ3025便:広州(09時25分)発~セントレア(14時00分)着、月・金曜運航

中国南方航空によるセントレア~広州線直行便の運航ダイヤ

 同便の就航について中部国際空港 代表取締役社長の友添雅直氏は以下のコメントを発表している。

「中国南方航空より、セントレア=広州線直行便を2019年2月より就航する旨をご表明いただき、大変うれしく思います。

 同社によるセントレア~広州線直行便の運航は2016年3月以来の約3年ぶりであり、現状の上海経由便と比べて、所要時間が短縮され、途中降機も不要となるなど、往来の利便性が向上します。

 人口約1450万人を擁する中国南部の主要都市である広州エリアは、中部地域から約130社の企業が進出しており、ビジネスでの往来がとても多いエリアです。レジャーでも、飲茶(ヤムチャ)等の人気の高い地域のグルメや古くからの歴史のほか、桂林や開平及び丹霞山といった中国南部の観光地への玄関口としても活用できます。地域の皆さまには改めて『フライ・セントレア』をお願いできればと思います。

 また、中国からのインバウンドは着実な伸びを見せており、2017年度のセントレアにおける中国人の入国者数は約110万人で前年比107%です。インバウンド需要が高まる春節時期の運航開始で、多くの皆さまがこの便で中部地域を訪れ、冬の魅力をお楽しみいただけることも期待しています。

 当社としても、日中の更なる交流拡大に向けて、地域一体となって利用促進に努めてまいります」。