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KDDIとJAL、5Gスマホをカバンに入れたまま搭乗ゲートを通過できる実証実験
2018年11月5日 15:32
- 2018年11月5日 発表
KDDIとKDDI総合研究所、JAL(日本航空)は11月5日、次世代通信規格「5G」端末を使った空港サービス実証実験を開始すると発表した。5Gは2019年以降に導入が始まる通信規格で、現行の4G/LTEよりも高速、広帯域、低遅延といった特徴がある。
実証実験は3点からなり、スマートフォンアプリで事前チェックインしておくと、搭乗ゲート側の5G受信機が端末を自動検出し、カバンなどから取り出すことなくゲートを通過できる「5G端末によるタッチレス搭乗ゲート」、ラウンジなどの特定エリアに滞在しているユーザーに対して、VRを含む高精細な映像や案内を配信する「利用者ニーズに合わせた情報配信」、端末から位置情報を取得し、ゲートまでの道順や搭乗予定時刻の案内を提供する「位置測定」が挙げられている。
実証実験では、「JAL Innovation Lab」に5G通信環境を備えた搭乗ゲートなど模擬的な空港施設を再現し、実際の利用状況を想定しつつ試験を行なうという。