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急カーブ&急勾配の難所を回避する高知県・片坂バイパスが11月17日開通。通行無料

2018年10月18日 発表

2018年11月17日 開通

高知県を通る国道56号 片坂バイパス 四万十町西IC~黒潮拳ノ川ICが11月17日に開通する

 国土交通省 四国地方整備局 中村河川国道事務所は10月18日、高知県の国道56号 片坂バイパス 四万十町西IC(インターチェンジ)~黒潮拳ノ川IC間(延長約6.1km)を11月17日に開通することを発表した。通行は無料。

 開通区間と並行する現在の国道56号 片坂付近は、最小Rが55mの急カーブや、最大7%の急勾配が組み合わさった交通の難所となっており、車線逸脱による事故も多く発生している。このエリアをバイパスする道路として整備されていたのが片坂バイパスで、将来的には、高知県内では四万十町中央ICまで整備されている四国横断自動車道/高知自動車道(E56)の一部を構成する道路となる。

 片坂バイパスは急カーブがなく、勾配も最大4%と緩やかになる。高知県西南地域の交流促進や地域活性化、緊急輸送道路としての役割が期待されている。

開通する片坂バイパスの概要や効果など
国道56号の交通の難所。