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「ディズニー・ハロウィーン」スタート。2018年のテーマは「ゴースト流の東京ディズニーランド」

新エンタテイメント「スプーキー“Boo!”パレード」を楽しもう

2018年9月11日 スタート

ゴースト流にアレンジされた東京ディズニーランドのアトラクション&エリアモチーフのフロートとともにミッキーマウスたちがパレードルートに登場

 オリエンタルランドは東京ディズニーリゾートにて「ディズニー・ハロウィーン」を今年も開催。2018年9月11日~10月31日の51日間「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」で趣の異なる2つのハロウィーンが体験できる。

「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」で大盛り上がりの東京ディズニーランドでは「ディズニー・ハロウィーン」のテーマを新たにゴーストたちが披露する「ゴースト流の東京ディズニーランド」とし、パークのいたるところがゴースト色に染め上げてられている。

 ワールドバザール入口には「ディズニー・ハロウィーン」のロゴ入りのサインに、愉快な表情にくりぬかれたパンプキンがゲストを出迎えてくれる。

「ディズニー・ハロウィーン」のロゴ入りのサインがワールドバザール入口に掲げられている

 ワールドバザールの「セレブレーションストリート」へ向かうと「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」のデコレーションがたっぷり。中央の「セレブレーションタワー」も周年フラッグをはじめハロウィーン風にアレンジが施されている。耳をすますと周辺ではゴーストが通り過ぎるような音も聞こえる。

 さらに夜になると、「セレブレーションストリート」の表情が一変するのがポイント。ハロウィーン期間限定で夜の演出がスペシャルバージョンとなるのだ。35周年ならではのこれまでの「ディズニー・ハロウィーン」の歴代のテーマ曲がワールドバザールを包み込み、プロジェクションマッピングでワールドバザール全域が美しく、妖艶な雰囲気に。

 使用楽曲は2003年と2005年の「ディズニー・ハロウィーン・パレード」、2008年「ディズニー・ハロウィーン・パレード“バンザイ!ヴィランズ!”」、2010年「ディズニー・ハロウィーンストリート“ウェルカム・トゥ・スプーキーヴィル”」、2016年「ハロウィーン・ポップンライブ」と今年の「スプーキー“Boo!”パレード」となっている。

中央の高さ約10mの「セレブレーションタワー」もハロウィーンアレンジに変身中
「セレブレーションストリート」では、期間限定でハロウィーンバージョンの夜の演出が楽しめる
思い出が蘇る懐かしのパレード曲に合わせパペルピカド(切り絵)が風に揺れ、ガイコツたちがダンス
「ウィックド・クイーン」を筆頭に6名のヴィランズたちが怪しく浮かび上がる

 シンデレラ城のプラザ周辺には、キュートな黒猫とゴーストたちが戯れる墓地も出現。ゴーストとしてパークを満喫する姿があちこちに。モニュメントには「HAPPY ENDINGS CEMETERY XIII」などが刻まれている。ゴーストの手元の本のタイトルをはじめ、細部までこだわりがいっぱいだ。また、墓石に刻まれた名前をよく見ると記憶に新しいあの名前も!? 「RIP(安らかに眠れ)」とともに刻まれる墓の持ち主への言葉も必見。

黒猫たちと一緒に墓地で読書やセルフィなどをしながらパークを満喫するゴーストたち
こちらの墓石には見覚えのある名前もちらほら……

 パーク内のさまざまな場所ではゴーストたちがキャストとしてゲストをお出迎え。テキパキと働く姿にゾクゾク&ほっこり。トゥーンタウンの「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」のエントランスでは、カラフルなキャスト用コスチュームに身を包んだゴーストが呼び込み中。

 ファンタジーランドの「プレジャーアイランド・キャンディーズ」のエントランスにも「ENJOY!SPOOKY SWEETS」の看板とともにコウモリや蛇をかたどったお菓子を持ったゴーストが。さらにウエスタンランドの「蒸気船マークトウェイン号」のエントランスにもログ片手に運行するゴーストの姿。ほかのテーマランドやアトラクションにもキャストとして働くゴーストたちが待っているので会いにいってみよう!

ゴーストがキャストとしてハロウィーン期間中は勤務!?
オススメの怖くて甘~いSPOOKY SWEETSをキャストがレコメンド
次の運行をご案内中の「蒸気船マークトウェイン号」で働くゴースト

 さらにファンタジーランドにはミッキーマウスと仲間たちのオブジェと、建物にゴーストが宿ったかのように、にんまりと笑うデコレーションが新登場。ミッキーマウスたちのオブジェは今にも倒れそうな塔を中心にミッキーマウスとミニーマウス。ドナルドダックとデイジーダック。そしてグーフィーたちが石像風にかたどられている。中央の「The Silent Bell」と題したモニュメントには「When the night is dark and still. The soundless notes will ring. Calling all the ghouls and ghosts. To the scariest celebration.」の言葉。360度どの角度からもオブジェを楽しむことができるのもうれしい。

ランタンを掲げるミッキーマウスたちの石像風オブジェも出現
意味深な詩が刻まれている

 なお「キングダム・トレジャー」周辺では「ディズニースナップフォト」(1セット1540円)も実施中。東京ディズニーランド「ディズニー・ハロウィーン」の3面台紙付きでスペシャルな1枚を持ち帰ることが可能だ。仮装姿でとっておきの1枚を手に入れてはいかが!?

「ディズニースナップフォト」(1セット:1540円)もハロウィーンのスペシャル台紙になっている

 さらに目線を少し上に上げてみると、「マジカルマーケット」がニヤリと笑っている。食べられないように注意しながら歩きたいところ。ふと横を見るとゴーストのアーティストが満足そうに眺めている。どうやら彼が描いたようだ。

 ほかにも「ミッキーのフィルハーマジック」の塔部分などにもクールに笑う顔を発見! ちょっぴり目線を上げるだけで発見の連続。ファンタジーランドでのハロウィーンがさらに充実するはず。

「マジカルマーケット」がゴーストが宿ったかのような表情に!
「ミッキーのフィルハーマジック」の塔にも笑顔が!?

 ハロウィーンならではのワクワク&ゾクゾクなデコレーションも各テーマランドにたっぷり。ウエスタンランドやトゥーンタウンには、カカシやパンプキンデコレーションが続々。「ジョリートロリー」の上には大きなパンプキンが。

 ファンタジーランド周辺もパンプキンが多数飾られ、ショップまわりをデコレーション。ウエスタンランドにも巨大なパンプキンが出現中。ゴーストたちをいたるところで発見することができる。

ドドン!と大きなカボチャが「ジョリートロリー」の屋根に乗っている
ウエスタンランドのベンチで大きな口を開けたパンプキンに食べられる寸前の写真も撮れる

ミッキーマウスたちの衣装替えも見どころ
新パレード「スプーキー“Boo!”パレード」がスタート

 ゴーストたちが主役の東京ディズニーランドの「ディズニー・ハロウィーン」。パレードも一新し「スプーキー“Boo!”パレード」を1日2回約40分間パレードルートで初開催。「ゴースト流の東京ディズニーランド」をテーマにフロートは東京ディズニーランドの人気アトラクションフォルム! アドベンチャーランドやウエスタンランド。ファンタジーランドにクリッターカントリーなど各テーマランドの要素がゴースト流にアレンジされたデザインとなっている。

 パレードが進むにつれ、ストーリーも進行し、鑑賞場所により異なるストーリーが楽しめるのも魅力。一度だけではなく、何度でも楽しめるのだ。パレードでは、ゴーストたちはどうやら新しい仲間を探しているよう。ディズニーの仲間たちが「ゴースト流の東京ディズニーランド」に招かれ、エンジョイしながらパレードルートに登場。スタートはトゥーンタウン。プラザ、ウエスタンランド、ファンタジーランドへと進むため、いつもとはちょっと違う雰囲気も新しい。

ゴーストたちがディズニーの仲間たちとゲストを招待する「スプーキー“Boo!”パレード」

 パレードは「スケルトンが運行するウエスタンリバー鉄道をイメージしたフロート」からスタート。マックス、ヒューイ、デューイ、ルーイにホーレス・ホースカラーやクララベル・カウたちがごあいさつ。途中には「ウエスタンリバー鉄道」風に「All aboard! ご案内いたしますぞ。まもなくゴースト鉄道が出発いたします」のアナウンスも。アトラクション好きにはたまらない。

「スケルトンが運行するウエスタンリバー鉄道をイメージしたフロート」

 続いては「巨大なヘビや奇怪な鳥たちの集うアドベンチャーランドをイメージしたフロート」がパレードルートに。グーフィーやプルートたちの姿も。「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」をイメージさせるボートを巨大なヘビが占拠しており、グーフィーは屋根の上からゲストにごあいさつしている。

「巨大なヘビや奇怪な鳥たちの集うアドベンチャーランドをイメージしたフロート」

 そして「お墓だらけのシンデレラ城をイメージしたフロート」には蜘蛛の巣がデコレーションされ、ちょこんと虫が顔を出したシルクハットにコウモリのようなデザインのマント。そしてスカルと蜘蛛の巣が散りばめられたおしゃれなコスチュームのミッキーマウスが! シンデレラ城が墓石に囲まれているのにも驚きだが、その不思議な美しさにうっとり。

 またパレードの途中では「いよいよ『スプーキー“Boo!”パレード』が始まりました。この世のものとは思えないゴーストの世界。どうぞお楽しみに!」とパレード前の園内アナウンス調の聞き慣れたフレーズも。まさに「ゴースト流の東京ディズニーランド」そのままの世界が目の広がる。

「お墓だらけのシンデレラ城をイメージしたフロート」
シルクハットにコウモリのようなマント&コートで決めた新コスチューム姿のミッキーマウス

 パレードではプラザとウエスタンランド/ファンタジーランドの2か所で停止。「ゴースト流の東京ディズニーランド」を満喫するディズニーの仲間たちはゴーストマスターの「まずはお前たち、楽しい仲間からゴーストになってもらいますぞ」の声がするとコスチュームが一瞬で変化! なんとゴースト仕様に。骨や心臓が見えるちょっと怖くてクールなコスチュームにミッキーマウスたちも驚きつつも大喜び! ゴーストたちも新しい仲間の誕生をお祝いし、大はしゃぎ。盛大な祝宴がスタートし、パレードも最高潮に! フロートもデコレーションがプラスされ、さらに華やかな雰囲気になるのでお見逃しなく!

ゴーストマスターの声が聞こえ、ミッキーマウスたちのコスチュームがゴースト仕様に変化!

 続いてのフロートは「黒い木馬やかぼちゃのティーカップが回るファンタジーランドをイメージしたフロート」。ミニーマウスは黒猫などが描かれたワンピースからロングドレスに変身。クラリスもキュートさを振りまいてくれる。

「黒い木馬やかぼちゃのティーカップが回るファンタジーランドをイメージしたフロート」
ミニーマウスもゴーストなコスチューム。胸元のハートもチェック!

 そしてドナルドダックとデイジーダックの乗った「奇妙なクマたちが船上でコンサートを行なうカントリーベア・シアターと蒸気船マークトウェイン号をイメージしたフロート」が登場。東京ディズニーランドを開園から見守り続けている2大アトラクションをモチーフとしており、歴史も感じる陽気で怖~いフロートに釘付け!

「奇妙なクマたちが船上でコンサートを行なうカントリーベア・シアターと蒸気船マークトウェイン号をイメージしたフロート」
太陽の国・フロリダからやってきた「ザ・サンボネッツ」もパンプキンな姿に!?

 パレードのラストは「かぼちゃに乗り移ったゴーストの小動物たちが暮らすクリッターカントリーをイメージしたフロート」から、チップとデールが仲よくごあいさつ。「スプラッシュ・マウンテン」がゴースト化しており、周囲にはパンプキンヘッドの小動物が戯れ、山肌も赤みを帯びておどろおどろしいながらかわいさも。よく見ると山の頂上には顔が!

「かぼちゃに乗り移ったゴーストの小動物たちが暮らすクリッターカントリーをイメージしたフロート」
丸太のボートに乗ったゴーストの小動物たちがいばらの茂みへ!な瞬間を再現