外貨を電子マネーに交換できる「ポケットチェンジ」を成田空港に導入、対応通貨も10カ国に拡大

外貨を電子マネーなどに交換できるポケットチェンジを成田空港に導入

　ポケットチェンジは、海外の紙幣や硬貨を電子マネーやギフト券に交換できるキオスク端末「ポケットチェンジ」を、4月23日に成田空港第1ターミナル、第2ターミナルに導入、サービスを開始した。

　国内空港では、新千歳空港（札幌）、羽田空港、セントレア（中部国際空港）、関空（関西国際空港）、福岡空港に導入済みで、成田空港への導入により国内の国際線旅客の90％以上をカバーすることになった。

　設置場所は第1ターミナルが1階到着ロビーのビジターサービスセンター内、第2ターミナルが3階出国手続き後エリアの61番ゲート付近。出国手続き後エリアへの導入は関空に続き2例目で、訪日外国人が余った日本円の紙幣や硬貨を自国で利用可能な電子マネーなどに交換することを想定している。

　また、成田空港に導入された端末では、従来の米ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン、日本円に加えて、紙幣のみの対応とはなるものの、香港ドル、タイバーツ、台湾ドル、シンガポールドル、ベトナムドンにも対応。成田空港以外に設置されている端末についても、通貨追加対応を進めていくとしている。

紙幣のみとなるが、新たに5通貨の交換に対応。成田空港以外に設置されている端末でも順次対応を進める

成田空港第1ターミナルの設置場所

成田空港第2ターミナルの設置場所

　ポケットチェンジでは今回の成田空港設置を記念したキャンペーンを実施している。成田空港への設置端末に限らず利用できるもので、サービス利用時に下記関連リンク先に記載されているクーポンコードを入力することで、交換時に優遇レートを適用する。本キャンペーンのクーポンコードは5月31日23時59分59秒まで有効。