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ゆりかもめ、前面窓の映り込みを低減した新車両「7500系」を2018年度秋から順次8編成導入

2018年3月29日 発表

ゆりかもめは2018年秋から、新車両「7500系」を導入する

 ゆりかもめは3月29日、2018年度から2020年度にかけて7200系の置き換えとなる「7500系」車両を導入することを発表した。

 7500系は、7300系で採用した全ロングシート仕様、バリアフリー設備、クーラー構造などを受け継ぎつつ、さらに快適性や利便性を高めるものとする。混雑しやすいドア付近の空調を改善するために1両あたり2台の送風機を新設。足が不自由な人がより立ち上がりやすいようドア付近の握り棒の形状変更や吊り手を増設するほか、車椅子スペースを床面に掲示し、同スペースの手すりを二段化するといったバリアフリー設備の充実を行なう。

 このほか、前面窓の映り込みを低減することによる展望眺望の向上や、全ドア上部への案内/広告表示画面(2画面)を設置。自動運転と手動運転かの識別を行なえる自動運転灯も装備する。

 7500系は2018年秋に第1編成がデビューし、その後、2020年6月までに8編成の導入を予定している。