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JALとハワイアン航空がコードシェア開始初日にイベント実施。ハワイアン航空は成田 第2ターミナルへ移動

マイレージの提携、ラウンジ相互利用も開始

2018年3月25日 実施

JALとハワイアン航空がコードシェアを開始。JL786便とHA822便を対象に成田空港でイベントを行なった

 JAL(日本航空)とハワイアン航空は、夏期スケジュールの始まる3月25日からコードシェア(共同運航)を開始した。双方の日本~ハワイ路線に互いの便名を付与するほか、ラウンジの相互使用、マイレージプログラムの提携などを行ない、利用客の利便性向上を図る。

 また、同日よりハワイアン航空の成田国際空港での使用ターミナルは、従来の第1ターミナル北ウイングから、JALが拠点とする第2ターミナルへと移動。この2社の協業を記念して、JALが運航するJL786便(20時発ホノルル行き)と、ハワイアン航空が運航するHA822便(21時発ホノルル行き)の利用者を対象にしたイベントを行なった。

日本航空株式会社 代表取締役 副社長 藤田直志氏

 イベントで登壇したJAL 代表取締役 副社長の藤田直志氏は、「今日からハワイアン航空とJALが提携を結び、これから最初の出発便です。提携のよさは、マイレージが一緒になったり、ラウンジを共同で作ったりとありますが、もっとよいことはハワイの旅をJALとハワイアン航空が一緒に作っていくことです。

 ハワイアン航空は2019年に90周年を迎えます。日本航空は1954年からホノルル路線を64年間飛んでいます。この老舗の2社が、皆さんのハワイの旅を、もっともっと楽しくしていきたいと思っています。ハワイをよく知っている航空会社が提携することで、お客さまの利便性などをよりよくできると考えています」と搭乗者に向けあいさつした。

ハワイアン航空 国際提携担当役員 テオ・パナジオテリアス(Theo Panagiotoulias)氏

 ハワイアン航空 国際提携担当役員のテオ・パナジオテリアス(Theo Panagiotoulias)氏は、「ハワイを代表する航空会社として、日本を代表する航空会社である日本航空と新たなタッグを始めることを、大変光栄に思います。ハワイアン航空は日本航空とともに、より多くのお客さまをハワイにお連れすることができるようになります。どうぞハワイまでのフライトをお楽しみください」と日本語であいさつした。

「ハワイアンエアラインズ セレネーダーズ アンド ダンサーズ」によるパフォーマンス
63/64番搭乗ゲート前で、JL786便(20時発ホノルル行き)とHA822便(21時発ホノルル行き)それぞれの搭乗者に、ククイのレイやロゴを押した枡をプレゼント

 JALのJL786便(20時発ホノルル行き)は64番ゲート、ハワイアン航空のHA822便(21時発ホノルル行き)は63番ゲートからの出発だが、この2つのゲートは向かい合っており、イベントは時間をずらして両便の利用者向けに2回行なわれた。それぞれの搭乗者には、本物のククイのレイや両社のロゴを押した枡をプレゼントしたほか、「ハワイアンエアラインズ セレネーダーズ アンド ダンサーズ」による、ハワイアンミュージックやダンスパフォーマンスが披露された。

 JL786便は201名の利用者を乗せて、HA822便は280名の利用者を乗せて、それぞれホノルルに旅立っていった。

JALのJL786便は64番ゲート
ハワイアン航空のHA822便は63番ゲート
左から、ハワイアン航空 国際提携担当役員 テオ・パナジオテリアス(Theo Panagiotoulias)氏、ハワイアン航空 COO ジョン・スヌーク(Jon Snook)氏、日本航空株式会社 代表取締役 副社長 藤田直志氏 、日本航空株式会社 執行役員 国際路線事業本部長 米澤章氏