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国交省、西九州道 伊万里松浦道路の今福IC~調川ICを11月5日16時に開通

長崎県の平戸・松浦へのアクセスに便利な無料高速

2017年11月5日 開通

国交省、西九州道 伊万里松浦道路の今福IC~調川ICを11月5日16時に開通 西九州自動車道 伊万里松浦道路の今福IC~調川IC間を11月5日16時に開通
西九州自動車道 伊万里松浦道路の今福IC~調川IC間を11月5日16時に開通

 国土交通省 九州地方整備局 長崎河川国道事務所は、西九州自動車道 伊万里松浦道路の今福IC(インターチェンジ)~調川(つきのかわ)IC間を11月5日16時に開通する。

 福岡市から佐賀県北部、長崎県を経由して佐賀県武雄市にいたる延長約150kmの西九州道のうち、伊万里西IC~松浦IC間、延長17.2kmを伊万里松浦道路として整備しており、今回開通する今福IC~調川ICはその長崎県側の1区間となる。延長は約2.6km、2車線で、無料通行が可能。

 佐賀県と長崎県の県境に当たる山城久原IC~今福ICは2015年3月に開通しており、そこから長崎県側へ延伸した形となる。今回の今福IC~調川ICが開通すると、長崎県内の伊万里松浦道路の未開通区間は調川IC~松浦ICの延長2.2kmを残すのみ。同区間は2018年度の開通を予定している。

 国交省の資料では、松浦・平戸地域は農林漁業を体験できる民泊施設などの充実で観光客が増加傾向にあり、2015年3月の山城久原IC~今福IC開通が訪問のきっかけになったとのアンケート結果が出ているとのデータを示し、今福IC~調川IC間の開通により、さらなる観光振興が期待できるとしている。

 また、並行する国道204号はカーブ区間が多いことから、山城久原IC~今福ICの開通後に西九州道への交通転換が発生。さらに今福IC~調川IC間は並行する国道204号が海外沿いを走行し、設計速度50km/hを満足しない小半径のカーブが多い区間であることから、走りやすい道路による安全性の向上への期待も示している。

国交省、西九州道 伊万里松浦道路の今福IC~調川ICを11月5日16時に開通 新たに開通する調川ICと、両方向ICとなる今福IC
新たに開通する調川ICと、両方向ICとなる今福IC
国交省、西九州道 伊万里松浦道路の今福IC~調川ICを11月5日16時に開通 既開通区間である山城久原IC~今福ICにおける国道204号への交通転換。新規開通区間は国道204号でもカーブの多い区間に並行する
既開通区間である山城久原IC~今福ICにおける国道204号への交通転換。新規開通区間は国道204号でもカーブの多い区間に並行する