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JR東日本、房総エリアで自転車と一緒に乗れる新列車「B.B.BASE」を運行

2018年1月運行予定

2018年1月 運行開始予定

自転車と一緒に乗れる新しい列車「BOSO BICYCLE BASE(房総バイシクルベース)」

 JR東日本(東日本旅客鉄道)千葉支社は、2017年4月に発表していた房総エリアで運行予定の自転車を折りたたまずに乗車できる新しい列車について、名称や車両デザインを発表した。列車は2018年1月から運行予定。

 新しい列車の名称は「BOSO BICYCLE BASE(房総バイシクルベース)」。「房総(BOSO)の各地を、バイシクル(自転車、BICYCLE)で、駆け巡るためのベース(基地、BASE)」をコンセプトとしており、「B.B.BASE(ビー・ビー・ベース)」という略称も付けられている。

 既存の209系車両を改造した6両編成で、座席数99席、サイクルラック99基。車両は「基地」をイメージしたグレーをベースにロゴ、号車番号、B.B.BASEオリジナル自転車がデザインされる。また車内は、1~3号車と5~6号車に座席と自転車を搭載するサイクルラックを設置し、4号車にはフリースペースを設ける。車両のイメージなどはJR東日本 千葉支社内の専用Webサイト「B.B.BASE」で見ることができる。

 JR東日本 千葉支社は、以前にも209系電車を用いたサイクルトレインを運行してきたが、同社の取り組む「コトづくり」の一環としてスポーツツーリズムの推進を目指していることから、新しい列車を運行することになったと説明。この列車の活用を通じて、新しい人の流れの創出と、さらなる地域活性化に取り組んでいくとしている。

1~3号車と5~6号車は座席と自転車を搭載するサイクルラックを設置
4号車はフリースペース