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コンラッド・ホテル&リゾーツ、6月9日開業の「コンラッド大阪」を事前公開

高さ200mの眺望と389のアート作品が彩る至高の空間

2017年6月9日 オープン

大阪の中之島に6月9日にオープンするラグジュアリーホテル「コンラッド大阪」

 コンラッド・ホテル&リゾーツは5月11日、6月9日開業予定のラグジュアリーホテル「コンラッド大阪」の客室や施設、館内アート作品を報道公開した。

 同ホテルは世界103カ国にホテルを展開するヒルトンの最上級ブランドであるコンラッド・ホテル&リゾーツが運営しており、2005年に東京・汐留にオープンした「コンラッド東京」に続き、日本における2番目のコンラッドブランドとして大阪・中之島にオープンする。

 コンラッド大阪は、中之島フェスティバルタワー・ウエストの最高層階33階~40階に入居し、164の客室が用意される。そのほかの施設として、バー&ラウンジを含めた4つのレストランと大・小の宴会場、フィットネス&スパ、チャペルがある。

 ホテルのコンセプトは「Your Address in the Sky -雲をつきぬけて-」としており、地上200mの高さから大阪の街並みを一望できる、素晴らしい景色が自慢。また、「人と人、人と街、アートがコネクトし、従来のラグジュアリーを超えた存在」を目指し、館内には国内外のアーティストが手掛けた389作品が展示されているのも特徴だ。

フロントロビーがある40階。エレベーターから降りると眼下には大阪の街並みが広がる
館内には多くのアート作品が展示されている。これはエントランスに飾られた彫刻家・名和晃平氏の作品「FU/Rai」で、風神と雷神をモチーフに作られたもの
コンラッド大阪 総支配人のカラン・シン氏

 館内の公開に先立って、コンラッド大阪の総支配人であるカラン・シン氏が報道陣を前に挨拶した。「すべての客室、レストランやバー、会議室、チャペル、プール、フィットネスなどから大阪の素晴らしい景色を楽しんでいただけることから、『Your Address in the Sky -雲をつきぬけて-』が我々コンラッド大阪のコンセプトです。1階から40階までエレベーターで上がってきていただくと、最初に目にするのがこちらの素晴らしい景色になります」と、まずはその眺望を紹介。

 続いて「皆さまにリラックスしていただく最高の場所をご提供するために、164部屋の客室はすべて50m2以上で、すべての客室から素晴らしい景色をお楽しみいただけます。また、コンラッド大阪は新たなるトレンドを作り出そうと考えており、100%禁煙です。レストランやバーにおいても禁煙となります」と、ゆったりとした客室や全館が禁煙となっていることについて説明した。

「我々ヒルトングループの創立者であるコンラッド・ヒルトンは、“旅とはただ目的地にたどり着くことではなく、journeyである”、つまりワクワクする経験だと考えました。その彼の哲学に基づいてインスパイアされる滞在をゲストの皆さまにご提供すること、そしてそれこそがコンラッド大阪が日々目指すところであります」と話した。

フロントロビーとレストランは最上階の40階

 コンラッド大阪は高層からの眺めのよさが一番のポイントであることから、訪れたゲストが誰しもその景色を楽しめるようにフロントロビーは40階と最高層階にある。フロントロビー手前は、38階、39階、40階と3フロアの吹き抜け空間となっており、エレベーターから降りるとその景色に圧倒される。フロントロビーの横にはバー&ラウンジ「40 Sky Bar&Lounge(40スカイバー&ラウンジ)」があり、ティータイムやバータイムを楽しむことができる。

 その奥には、広々とした空間に90席が用意されたオールデイダイニングの「アトモス・ダイニング(atmos dining)」があり、朝食から昼食、ディナーまで品数豊富なフルビュッフェが提供されている。プライベート空間が欲しい人には、最大8名、最大34名まで着席できる個室が2部屋用意されている。

 専門店としては「蔵 - 鉄板焼き&寿司」、「C:GRILL(シーグリル)」があり、こちらでは鉄板焼きや寿司、海鮮料理を堪能できる。

フロントロビーの横には「40 Sky Bar & Lounge」があり、お酒やティータイムを楽しめる
朝食からディナーまで多彩なメニューから食事ができる「アトモス・ダイニング」
鉄板焼きや寿司を調理過程も楽しみながらいただけるカウンタータイプの「蔵 - 鉄板焼き&寿司」
アイスケースに陳列された新鮮なシーフードを堪能できる「C:GRILL」
レストランでは高さ200mからの景色が特別なひと時を演出してくれる

39階にはエグゼクティブラウンジとチャペル

 39階には60席のエグゼクティブラウンジが用意されており、「エグゼクティブルーム」「エグゼクティブスイート」「エグゼクティブコーナースイート」「コンラッドスイート」を利用する宿泊客はここで朝食や午後のティータイム、イブニングカクテルをゆっくりと楽しむことができる。こちらでは、チェックインやチェックアウトもできるようになっている。そのほか、このフロアにはウェディング用のチャペルや小宴会場、ボードルームが設置されている。

グレードの高い部屋に宿泊する客はエグゼクティブラウンジを利用できる
ウェディング用のチャペル「Clouds(クラウズ)」。広さは150m2あり、シアター80席、正餐40席、レセプション80名まで対応できる

38階はプールを備えたスポーツジムとスパ

 38階はフィットネスとスパがあり、こちらで汗を流したりやすらぎのひと時を楽しめる。フィットネスは25台のマシンが設置される予定のジムと20mプール、ジャグジーやサウナがあり、宿泊客は無料で利用できる。スパでは豊富なプログラム(有料)のなかからマッサージやトリートメントを受けることができ、同ホテルならではのオプションメニューとして、大阪の酒蔵で作られた日本酒を用いた風呂「日本酒バス」(30分4800円)なども用意されている。

 今回は公開されなかったが、このフロアにはシアターで180席、正餐で100名まで対応できる大宴会場1と、シアターで120席、正餐で80名まで対応可能な大宴会場2といった施設も備えられている。

最新の19機種、25台のマシンが設置される予定のジム
20mの屋内プール
男性用のシャワールームにはジャグジーとドライサウナが用意されている
女性用のシャワールームにもジャグジーが用意されているが、サウナはミストタイプになっている
完全予約制のスパ。ベッド2台にジャグジー付きのカップルスイートもある
40階から38階へと続くらせん階段を降りると、クローク前には広々としたビューポイントがある

最上級スイートのコンラッドスイートは39階

 次に客室を紹介しよう。客室は33~37階(コンラッドスイートのみ39階)に位置し、5タイプの部屋が用意されている。今回はスタンダードな「デラックスルーム」と最高級の「コンラッドスイート」の2部屋を見ることができた。

 コンラッドスイートは220m2の敷地内に、ベッドルーム、バスルーム、ウォークインクローゼット、ラウンジエリアを備えたもっともグレードの高い客室で、館内に1部屋しか用意されていない。ゆったりとしたベッドルームには大型のリラックスチェアとソファが置かれており、最高の見晴らしを楽しみながらくつろぐことができる。ラウンジエリアにはダイニングテーブルや大型ソファ、バーカウンターが設置されており、パーティーやミーティングを開くことも可能。

 とりわけ特徴的なのは、ラウンジエリアとベッドルームの間に位置するバスルーム。広々とした空間には漆塗りの真紅の円形バスタブが置かれ、特別な空間を演出している。

39階にある最上級の部屋「コンラッドスイート」
広々としたベッドルームにはドレッサーが設置されたウォークインクローゼットが備わっており、39階から眺める外の景色も最高
部屋の入口に隣接しているラウンジエリアには大きめのダイニングテーブルにソファ、バーカウンターが据え付けられている。バーカウンターの奥には調理スペースも備わっている
バスルームには漆塗りの真紅の浴槽があり、この部屋の特別感を醸し出している。すぐそばの窓からシティビューを眺めながら過ごすバスタイムは至福の時間を提供してくれることだろう

120部屋用意されているデラックスルーム

 次に紹介するのはデラックスルーム。こちらはスタンダードタイプとして120部屋が用意されており、広さは50m2、ベッドルームとバスルーム、トイレが設置されている。スイートと同じく、49型以上のプラズマテレビが置かれ、室温や照明、カーテンを操作するコントロールパネルに電子制御のセーフティボックス、Bluetoothスピーカー、有線・無線LANサービスなど、設備やサービスも整っている。ベッドルームの隣がバスルームとなっているが、使用時だけついたてを引き出す仕掛けが施されており、部屋を広く見せる工夫が凝らされている。

スタンダードタイプの「デラックスルーム」
スタンダードとはいえ、49型のプラズマテレビにSerta製の高級大型ベッド、抜群の眺望が贅沢な時間を約束してくれる
バスルーム。シャワーはレインフォレスト機能が備わっている
入り口脇にあるトイレも高級感が漂う内装になっている
バスルームは引き戸を出すことでベッドルームと分けることができる

コンラッド大阪が誇る数々のアート作品

フロントロビーにあるブレント・コマ―氏の作品「Vein」。水脈を木で表現したもの
40 Sky Bar & Loungeに設置された松尾高弘氏の作品「AURA」。雲や風、ダイヤモンドダストなど大気の輝きを表現したもの
松尾高弘氏の作品で、1階エレベーターホールにある「Prism Chandelier」。虹色にキラキラと輝くシャンデリアがゲストを出迎える
アトモス・ダイニングに飾られた西川慎氏の作品「水紋」。レストラン名にちなみ、水面に浮かび上がる水紋を鋳造ガラスや金属で表現したもの