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夜行列車をイメージしたホテルブランド「ファーストキャビンステーション」を2017年秋に大阪と和歌山に開業

JR西日本ファーストキャビンの初事業。最寄駅はJR天王寺駅と和歌山駅

2017年5月10日 発表

JR西日本ファーストキャビンは、新ブランド「ファーストキャビンステーション」を展開、2017年秋に大阪・阿倍野と和歌山に開業すると発表した

 JR西日本ファーストキャビンは5月10日、キャビンスタイルホテルの新ブランドとして、夜行列車の個室をイメージした「ファーストキャビンステーション」を展開し、2017年秋に大阪・阿倍野と和歌山に開業すると発表した。

ファーストキャビンステーションあべの荘

所在地:大阪府大阪市阿倍野区松崎町2-2-25
キャビン数:約120キャビン(予定)
最寄駅:JR天王寺駅
開業予定:2017年秋

ファーストキャビンステーション和歌山駅

所在地:和歌山県和歌山市友田町5-18
キャビン数:約70キャビン
最寄駅:JR和歌山駅
開業予定:2017年秋

 ファーストキャビンは、飛行機のファーストクラスをイメージしたカプセルホテル形態のコンパクトホテルで、秋葉原、関西国際空港、博多など全国に12施設を展開している。

 JR西日本ファーストキャビンは、JR西日本(西日本旅客鉄道)とファーストキャビンが2月1日付けで設立した合弁会社で、設立後初の新ブランド展開となる。

 2017年秋に開業する新ブランドのファーストキャビンステーションは、ファーストキャビンのコンセプトである「コンパクト&ラグジュアリー」はそのままに、滞在空間となる「キャビン」を寝台列車の個室をイメージした新仕様にリデザインしている。

 ファーストクラスキャビンは、広さ2.1×2.1×2.1m(幅×高さ×奥行き)、床面積が4.4m2で120㎝幅のダブルベッドに対し、ビジネスクラスキャビンは広さ1.2×2.1×2.1m(幅×高さ×奥行き)、床面積は2.5m2で100㎝幅のベッドが備え付けられている。

 キャビン内の共通設備のテレビ、電源コンセント、鍵付きセーフティーボックスのほかに、ファーストクラスキャビンにはサイドテーブルが付いている。

 館内は、共有施設としてラウンジスペース、大浴場、全館無料Wi-Fiを完備。女性目線で厳選されたアメニティーも用意している。セキュリティーゲートを設け男女別エリアになっているほか、荷物預かりサービスも行なう。またフロントに無料で荷物を預けることもできる。

ファーストクラスキャビンは広さ2.1×2.1×2.1m(幅×高さ×奥行き)、広さが4.4m2
ビジネスクラスキャビンは広さ1.2×2.1×2.1m(幅×高さ×奥行き)で広さは2.5m2