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マニラからの直行便が10年ぶりに那覇へ。フィリピン航空チャーター便で178名が来沖

2017年4月13日 実施

 4月13日、フィリピン航空のチャーター便がマニラから那覇空港に到着した。那覇空港国際線ターミナルの到着ロビーでは、歓迎セレモニーが行なわれた。

 チャーター便は現地時間2時30分にマニラを出発。那覇には日本時間5時15分頃到着した。予定よりも30分以上早い順調なフライトだったようだ。そして、6時頃より入国審査を終えた乗客たちが続々と到着ロビーに姿を見せた。

 乗客176名、添乗員2名を加えた178名が来沖。拍手で迎えられ、笑顔で歓迎に応えていた。

 ロビーには横断幕が掲げられ、ミス沖縄クリーングリーングレイシャスの島袋愛梨さんもお出迎え。記念撮影をする姿も多く見られた。

横断幕でお出迎え。セレモニー参加者は拍手で来沖客を迎えた
ミス沖縄と記念撮影
沖縄観光コンベンションビューローから、パンフレットと星砂のプレゼント
沖縄ツーリスト株式会社 国際部のデニス・トルトーナ氏(左)と、同社取締役副社長で国際部部長の中村靖氏(右)

 搭乗客が全員ロビーに集合すると、沖縄のコーディネーターである沖縄ツーリストのデニス・トルトーナ氏司会のもと、歓迎の挨拶が行なわれた。デニス氏は沖縄でフィリピンからの観光客の窓口を担っている。

 また、沖縄ツーリスト取締役副社長の中村靖氏は、沖縄を大いに楽しんでいただきたいと歓迎の意を述べた。

 続いて乗客代表への花束贈呈。最後はツアー参加者全員揃っての記念撮影でセレモニーは終了した。

 筆者の取材に対しデニス氏は「多くのお客さまが沖縄に来てくれてうれしい。12月頃にまたツアーを実現させたい」とコメントした。

乗客代表へミス沖縄より花束贈呈
グループで記念撮影する人たちも
観光バスへ向かう乗客をミス沖縄がお見送り

 フィリピン航空は2003年から2007年まで那覇~マニラ路線に定期便を運航していたが、現在は運休している。今回のチャーター便は10年ぶりの直行便となった。これを機に、再びフィリピンとの交流が深まり、定期便の再開に結びつくことを期待したい。