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東京モノレール、12月17日にダイヤ改正、浜松町駅~羽田空港の時間短縮

空港快速・区間快速の増発、新型車両10000形やリニューアル車も追加投入

2016年12月17日 ダイヤ改正

 東京モノレールは11月1日、ダイヤ改正を12月17日に行なうと発表した。モノレール浜松町駅と羽田空港の3駅の到達時分を短縮するほか、平日9時台の上り、土曜休日20時台の下りの増発、深夜時間帯の運転パターン見直しによる利便性向上を行なう。

 到達時分の短縮は、上りの空港快速はすべての列車で1分短縮する。例として羽田空港第2ビル駅からモノレール浜松町駅にかかる時間が現在の19分から18分に短縮する。浜松用駅から羽田空港方面の下りの空港快速は、朝夕の一部時間帯を除いて1分短縮する。区間快速、普通列車についても一部列車を除いて到達時分を1分短縮する。

 また、平日9時台の上り列車は空港快速、区間快速とも現行の3本から4本へ増発、土曜休日20時台の下り列車も現行の2本から3本へ増発する。

 深夜時間帯については、モノレール浜松町駅を23時51分に出発する最終の普通列車は、現在は昭和島駅行きだが、出発を23時53分に、行き先を羽田空港第2ビル駅行きに変更、羽田空港国際線ビル駅には24時17分に到着する。また、モノレール浜松町駅を24時01分に発車する最終列車の空港快速を区間快速に変更する。空港の3駅への到着は1分遅くなるが、天王洲アイル駅へ向かう乗客の利便性を向上する。

 また、22時台、23時台の下り列車の運転パターンを変更し、普通列車昭和島駅行きの後続の列車を区間快速から普通列車に変更、昭和島駅から羽田空港へ向かう乗客の待ち時間短縮を図る。

 新型車両については、ダイヤ改正に先立ち、新型車両10000形を1編成追加投入して5編成とし、内外装をリニューアルした車両も1編成追加して4編成とする。