ニュース

JR東日本、内部構造を簡素化した新形式のホームドアを町田駅に試行導入

間口が広く、従来と同等強度で低コスト

2016年9月6日 発表

新たな形式のホームドア

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は9月6日、新たな形式のホームドアを横浜線の町田駅に試行導入すると発表した。従来のホームドアよりも開口部が広く、低コストで工期短縮可能。強度は既存のものと同等。2016年内に1両分、2016年度末に8両編成分を設置する。

 ホームドアはフレーム構造のドアとし、機器の軽量化、シンプルな下部構造、支持案内機構の簡素化を行なうとともに、開口幅を2800mmとし、列車停止位置の許容範囲を広げた。開発はJR東日本メカトロニクスが担当した。

 町田駅は4番線ホームに試行導入。機能確認のために先行して車掌側となる東神奈川駅方面側の1両分を2016年内に設置、その後、2016年度末までに8両編成分を設置予定という。

 なお、ホームドア導入にともない、横浜線は11月20日に一部列車のダイヤ変更を行なう。詳細は10月25日発売の「JR時刻表11月号」に記載するという。

新たな形式のホームドア(イメージ)
町田駅4番線